こんにちは、もりっちです。
アメブロで集客をされている方は気にされていないかもしれませんが、他のブログやワードプレスで集客している人にとって「死活問題」になっているのがグーグルコアアルゴリズムアップデートです。
2019年には3月、6月、9月に正式に実施されており、多くの個人ブロガーの方々がアクセスを大幅に落とす結果となりました。
グーグルは近年、権威性・信頼性・専門性を重視することを発表しているため、個人ではなく公式サイトや大手企業サイトを優遇するようになっているのです。
今回は客観的な視点から、かんたんに最新のグーグルコアアルゴリズムアップデートの考察と対策をまとめておきます。
グーグルコアアルゴリズムアップデートの考察
まず、正直なところ個人が検索結果を頼ってブログをやるのはかなり厳しい状況になっていると言わざるを得ません。
ここでは具体例を上げてみましょう。
グ―グル検索で、「自動車保険」に関するあなたが気になることを検索してみて下さい。
すると、驚くほど大手企業や公式サイトの記事しか出てこないはずです。
個人のブログというのは一切出てきません。個人は排除されています。また、法人企業でも大手でなければ厳しくなってきているのが現状です。
これをみても分かる通り、保険というジャンルにおいては、個人がいくら記事を書こうとしても検索から集客することはできないのです。
つまり、ジャンルによってはもはや個人がブログを書いても意味がない状況に追い込まれているのです。
グーグル検索はこのままでいいのか?
しかし、よく考えてみて下さい。
私達が保険に入る時って、身近な人の感想や個人の方の口コミや体験談も聞きたいですよね?
そういうものが排除されている今のグ―グル検索は、このままでいいのか?という疑問があります。
あまりにも企業や公式サイトばかりが検索結果に出てくると、ユーザーもうんざりするはずです。
知りたい情報を調べているのに、それとは関係ない結果が出てくるわけですから。
つまり、何が言いたいかというと、グ―グル検索は将来的に変わってくる可能性がるということです。
ただ、それは将来的な話であって、とりあえず今すぐすべき対策を考えてみたいと思います。
グーグルコアアルゴリズムアップデートの対策
グーグルコアアルゴリズムアップデートの対策は大きく二つの考え方から成り立ちます。
- 検索上位が大手企業・公式で占拠されたジャンルには手を出さない、いったん諦める。
- 個人で戦えるエリアでは、記事の質をとにかく高める。
まず、自分が書いているブログのテーマで検索してみて下さい。
そこでもし、先ほどの「自動車保険のように検索上位が大手企業・公式サイトで埋め尽くされていたら、いったんは手を引くのが賢明です。
将来的にはグ―グル検索が進化して、個人の優れたブログも表示される可能性がありますが、当面は待つしかありません。
一方で、個人ブログが戦えるジャンルもまだまだあります。
たとえばドラマなどのトレンド系は代表的ですが、締め付けが厳しいジャンルなどでもさまざまなサービスが世の中にありますので、まだ隙間があります。
個人で戦える分野では被リンクにとらわれず記事の質を高める
現在、一般的には被リンクが重要であり、ドメインパワーこそが全てという声もありますが、私の最新の調査によるとグ―グル検索は進化しており、ドメインパワーよりも記事の質を重視しつつあることが分かっています。
要するに、「個人で戦える分野」においては記事の質が重要になってきて、それがグーグルアップデートのベストな対策になるということです。
質の高い記事が書ければ、結果的にそれが被リンクを集め、ドメインパワーを高める可能性も出てきます。
では質の高い記事は何か?という話ですが、まず近年トレンドだった「長文SEO」は通用しなくなっています。
長文なんて誰も読みたくないですし、そこはグーグルも気づいています。
それよりも、必要な答えが分かりやすくまとめられ、読みやすい記事を書くことが重要です。そして、それらを内部リンクでつなげていくと専門性の高さにも繋がってきます。
内部リンクでつなげないと、記事の専門性が貧弱になるので注意して下さい。
昔、トヨタ自動車が企画書を一枚に凝縮した「一枚企画書」が話題になりましたが、そんな形で一目で答えが分かる記事を心掛けましょう。
今後はグ―グルを攻略しようする長文記事の評価は下がり、分かりやすい記事が評価を高める状況になるでしょう。
グーグルコアアルゴリズムアップデートの考察と対策まとめ
この記事を読んでいる方は、ブログのアクセスが落ちて頭を抱えていることと思います。
それを踏まえて結論としては以下の通りです。
- 大手企業や公式が検索上位を独占しているジャンルからいったん手を引いて待つ
- 被リンクよりも記事の質を重視して投稿・更新していく
自分のブログが落ちたのは被リンクが弱いからだと思うかもしれませんが、企業や公式サイトが優遇されているジャンルではどうあがいても現状はムリです。
これについてはユーザーの不満が溜まり、検索結果が改善されるのを「待つ」しかありません。
つまりいったん、手を引くのが無難。極端なことを言ってしまえば、会社員をされている方はそちらにいったん専念する方が良いです。
一方で、個人でも戦えるジャンルにおいては被リンクよりも記事の質を重視していきましょう。
グーグルはこの点において明らかに進化しており、ごちゃごちゃした分かりにくい長文SEOは淘汰されつつあり、読み手にとって必要な答えが分かりやすく書かれた記事が評価されつつあります。
そして、大切なのは質の高い記事同士を内部リンクでつなぐことです。これによって専門性が高まります。
つまり現状のグーグルコアアルゴリズムアップデートの対策としては、「いったん手を引く」か「記事の質を高める」が正解ということになるでしょう。
ブログのアクセスが激減して苦しい思いをされている方は多いと思います。
ただ、それはあなたが悪いとは限りませんし、この状況がいつまでも続く方がおかしいということもできます。
その上で、いったん締めつけの厳しいジャンルでトライされている方は休むのも一つの手です。
なお、私が書いているアメブロについてはドメインパワーも強く、商用利用も可能となっていますので、こちらで記事を書いてみるのはおすすめです。
大変な想いをされている方は多いと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。