ミ・ト・ン | 小夏のなまけもの日記

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宝塚と落語とさださんと食べることとかわいいものが大好きな主婦の日常をお知らせします♪

 

ミ・ト・ン (MOE BOOKS) ミ・ト・ン (MOE BOOKS)
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好きな作家さんの一人の小川糸さん。

図書館でまだ読んでいない本をみつけました。

 

ページをめくると…

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ミトンが~!

 

出掛ける時にカバンに入れて、行き帰りの電車の中で読了。

 

主人公マリカが生まれてからの一生の物語なんですが、何と言いますか、心に沁みました。

 

題名の「ミトン」は、マリカが誕生した朝、おばあさんが小さなミトンを編んでくれたことから始まり、成長にあわせて手に合うミトンを毎年作ってくれて、自分でも編むようになり、こちらの風習で、結婚する時には、大きなながもちいっぱいの全部違う柄のミトンを持参して、引き出物として配ります。

その後もミトンは重要なキーワードとして登場します。

 

小川糸さんらしく食べ物の描写のおいしそうなこと。

食いしん坊の私はたまりません。

 

感動のクライマックスは、電車の中なのに泣きそうになりました。

 

本の中では架空の国名でしたが、巻末では「ラトビア~神さまが宿るミトンを訪ねて」というイラストエッセイがありました。

ラトビア…いつか行ってみたいです。