先日、息子と出かけていて、帰宅するのに電車に乗った時の事…
息子は、定期券を持っていて、乗る時には回数券を使いました。
最寄り駅で、降りるときにこのままでは、改札を通れないので、乗り越しの機械に回数券を入れて、定期券を入れようとすると入りません。
仕方ないので、取り消しを押すと入れた回数券が詰まってしまって、機械が止まってしまいました。
で、後ろを振り向くとサラリーマン風のおじさんが待っておられました。
「すみません」というと「いいえ」という感じで、ひょうひょうとされていました。
降りる駅は、その時間、駅員さんがいない駅でしばらくすると自転車にのってこられました。
機械を開けて、キップを取り出そうとするもなかなか取れません。
そうこうするうちに次の電車が来てしまいました。
「こんなに時間が掛かるのは初めてだ」と言われてしまいました…
気が気でないのは、後ろのおじさんのことです。
いつお顔を拝見しても表情は変わらず、ひょうひょうとされています。
内心は、わかりませんが、とても感動しました。
ようやく、キップが取れて、機械も使えるようになり、ほっとしました。
私ならきっと不快感が顔に出ていたと思います。
今日のことは、絶対忘れないで、何かあった時は、私もひょうひょうとしていたいと思います。
教えてくれたおじさんに感謝です。