Raspberry Pi用にトラックボールを製作する | 工作者(kousakusya)のブログ

Raspberry Piとタッチパネルを組み合わせると、基本的にマウスなしでも、

GUI操作することができるが、Raspberry Pi側面にトラックボールを準備すると、

持ちながら操作できて便利そうだと思って、製作してみた。

 

基本的には、トラックボールにHW204、コントローラにPro Microの組み合わせ。

 

こちらの記事を参考にさせていただきました。

 

HW204とPro Microの結線情報は以下の通り。

  BLU ⇔  9 (PB5)

  RED ⇔ 8 (PB4)

  GRN ⇔ 6 (PD7)

  WHT ⇔ 4 (PD4)

  UP   ⇔ 3 (PD0/INT0)

  DWN ⇔ 2 (PD1/INT1)

  LFT ⇔ RXI (0/PD2/INT2)

  RHT ⇔ TX0 (1/PD3/INT3)

  BTN ⇔ 7 (PE6/INT6)

  GND ⇔  GND

  VCC  ⇔ VCC

 

以下は、Spark Fun の 公式サイトからひっぱってきた端子仕様の図で、

上記結線情報に記載の番号などは、下記図の白い囲み(Name)である。

上記サイトに記載されているファームウェアを、Pro Microに書き込みには、

qmk firmwareではなく、Arduino IDEを使用した。

Arduino IDEは、以下のコマンドを使用して、raspberry Piに導入した。

 >  sudo apt install arduino

 

Auduino IDEでPro Microのプログラムを使用するために、開発用のアドオンをArduino IDEにインストールする

「ファイル」→「環境設定」を選択し、「追加のボードマネージャーのURL」に,下記リンクを設する。

https://raw.githubusercontent.com/sparkfun/Arduino_Boards/master/IDE_Board_Manager/package_sparkfun_index.json



次に「ツール」→「マイコンボード」→「ボードマネージャー」を選択し、
ボードマネージャーから、検索キーに「sparkfun」を入力して、
一覧表から「SparkFun AVR Boards by SparkFun Electronics」を選択してインストールする。
これにより、ボード「SparkFun Pro Micro」が選択できるようになる。


この状態で、ファームウェアをコンパイルし、マイコンボードに書き込むが、
書き込むタイミングで、Pro Micro のリセットを2回短絡させる必要があり、
このタイミングが結構難しい。
何度かやり直しつつ、うまくいくと、赤いLEDが点滅する。このときファームウェアが書き込まれている。

これで完了。