富士通製MOドライブの修理 | 工作者(kousakusya)のブログ

MO(光磁気ティスク)には、5インチと3.5インチがあり、

3.5インチでは、記憶容量が128MByteから2.3GBまでのディスクがある。

 

手持ちの3.5インチMOドライブは、いわゆるGIGAMOとよばれる、

1.3GBと2.3GBの大容量MOディスクに対応している。

手持ちの2台とも富士通製で、Eject用クランクパーツが破損している状態であった。

 

※本来、水色ラインの部分が存在していて、丸い金属部分が緑色のところでStopするはず。

 ↓

 

 

で、2mmのアルミ版から、下記のようなクランプを作成した。

途中の凸部分は、M2.3x6のネジを使用。

 

MOディスク挿入時

  ↓

 

MOディスクEject時

  ↓

 

白いプラスチック部分は、小さなワッシャーで止められている。

精密ドライバーのマイナスなどを使って、取り外しができる。

また、白いプラスチック部分の裏側は、ばねがあるので再取り付け時に注意が必要。

 
あと、画像にとり損ねていたが、分解次いでに清掃もおこなった。
対物レンズ部分は、ディスク挿入口から、への字にした綿棒の先に、
無水アルコールを付けて清掃。
プリズムなどある光路径も、綿棒と無水アルコールで清掃。
あと、ピックアップのレール部分は、綿棒の先にクレ556を浸み込ませて、
滑りをよくした。
 
電源は5Vだが、1A以上で安定化したものが必要。
特に、2.2GBディスク使用時は、パワー不足で、
ディスク判別ができなかったり、フォーマット時にエラーがでたり、さんざんである。
 
あとあと、CentOS8では、特に追加ドライバーは不要だった。