突然ですが皆さんは、 

 

自分の事をほめていますか? 

 

こう聞くと、そんな恥ずかしい事できないと感じて、やられていない方もいらっしゃると思います。

 

特に発達障害の方は、仕事上でも、プライベートでも健常者と比べて特性上ミスを重ねてしまい、

 

『自分なんて○○だから・・だめなやつだ・・・』 

 

『なんでこんな事も出来ていないんだろう・・・』 

 

などと自分を肯定できず、逆に自己否定に走られている方もいらっしゃると思います。

 

私も学生時代から26歳まではそうでした。 

 

しかし自分で自分を上手に褒められるようになってから、自己肯定感の高い、いい意味でのナルシストになることができています。(自分で言うのが恥ずかしいですが、(笑))

 

そこで今回は、自分で自分をほめるためのコツを紹介します。 

 

 

 

褒め方がわからないのはなぜか? 

 

皆さんは、自分の事が好きですか? 

 

こうした質問をした場合、大抵の人はNOと答えるのではないでしょうか? 

 

私も人前では、恥ずかしくそう答えがちです。 

 

特に日本人であれば集団の中では謙虚が美徳とされているので、自分が好きだと答える人は、頭がおかしいのではないかと考えているいる人もいらっしゃると思います。 

 

しかし私はこれこそが、

 

日本人の方が自己肯定感の低い要因で、

自分を褒める事が出来ない原因ではないかと考えています。 

 

もちろん謙虚は素晴らしいですし、その文化や人間性のおかげで、外国の方から高評価を受けていますが、我々日本人は時に謙虚になりすぎてしまっていることがあります。 

 

謙虚は行き過ぎると自己否定になります。 

 

しかし今の日本はその謙虚過ぎる事が美徳と学生の頃より教え込まれやすい現状です。 

 

そのため他人は褒めれるけど、自分をほめることが出来ない、ほめ方がわからないと感じている方も少なくありません。

 

特に発達障害の方は、人間形成において非常に大事な思春期の時に、学生ならではの失敗を重ねてしまっていて、怒られる経験のほうが褒められた経験より圧倒的に多いと感じている方も多くいます。

 

そうした方の多くは、自己否定こそ謙虚だから素晴らしいと勘違いしてしまい、限界まで頑張りすぎて、自己否定は細部まで目配せできるのに、自己肯定(自分をほめる)は目を向けようとしません。

 

自分を褒める作業は、自分を認める自己肯定感の一番の近道であり、人間が正常に動くために必要とされる承認欲求が一番満たされる場ですが、そこをおろそかにしてしまい、得にくい他社承認に依存して、自分を壊してしまいがちです。

 

 

 

自分を褒めるための3つのポイント 

 

ここまでなぜ自分を褒める事が出来ないのか、私の見解を皆さんに伝えてきたのですが、正直あまり間違って差異はないと考えています。 

 

特に発達障害の方は、上記でも挙げていますが自己否定こそ美徳であると考えている方が少なくありません。 

 

そうした方に、

 

『今、自分を褒めて自分を好きになってください』

 

と言っても、果たしてどうやればいいかわからないと感じている方もいらっしゃると思います。

 

ですのでここからは私がおすすめする自分を肯定して、自分を上手に褒めるための、3つのポイントをご紹介します。 

 

自分の長所はなに? 

自分を褒めれない方の多くは、自分の長所を見つける事が苦手です。 

 

大概は人の長所や、感謝する所があるからこそ、人は人を褒めるのであって、何もない状態で、自分や他人を褒める事はできません。

 

だからこそ何か人より優れている事や、自身がある事などの長所を見つけなければ、自分を褒めること事は不可能でしかありません。 

 

そのためまず、

 

自分自身の何が長所かを、1週間かけて棚卸していきましょう!

 

自分を褒める事ができない方は、最初に長所は簡単には出てきません。

 

そうした方におすすめしている長所の見つけ方ですが、まずこれまでの経験をリストアッ プしていきましょう。 

 

リストアップする内容は、仕事であれ、プライベートであれ、どんな些細な経験でもまず挙げてみてください。

 

実際に私の経験をリストアップしている時には 

 

・戦国時代は、ある程度好きで1年間勉強していた 

 

・毎年ある程度アニメを見て、レビューしている 

 

などただの趣味であったとしても、行動起こしていれば、どんな些細な事でもあなたの経験です。 

 

そこからあなたの長所と好きが必ず見えてきます。 

 

例①:人に自分の好きな趣味の話をするときには、聞いてくれる相手が納得してくれることがあった。→相手に上手く伝える事が上手

 

例②:黙々と自分の好きなアイドルを追いかけた→集中力がすごい 

 

など見方を変えればどんどん長所は浮き彫りになってきます。 

 

その長所こそが、あなたの唯一無二の長所で、この長所はあなたが気づいていないだけで、 必ず誰かに評価されています。 

 

最初は簡単なことからでも、自分はこうしたことが出来て、長所なんだと気づけば、その分野で上手くいくたびに、ほめるポイントも見つかってきます。 

 

またこれを突き詰めれば、自分が向いている仕事や、好きで継続できるかもしれない仕事の選別も可能です。

 

簡単ですし、ぜひやってみてください! 

 

 

自分は今どこまでできているの? 

基本的に自分を褒める事が出来ていない方の多くは、今の現状何ができるかを知りません。 

 

特に社会人なりたての20代の頃なんかは、健常者であれ、発達障害者であれ、自分を高望みしすぎて、自分を見失いがちです。 

 

『どうしてこんな事も出来ないのか?!』 

 

怒られて、過度に自分を見失い、最終的には退社に追い込まれているかもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そうした方に言いたいのですが、 

 

お茶くみ、電話対応、ただのあいさつ、

どれをとっても最初っから出来る人なんていません。 

 

どんな事もあなたが少なからず経験して成功体験を積んだからこそできています。

 

それは今出来ない事でも、一緒です。 

 

だからこそ自分が、今何が出来るか、何が出来ないかこちらもリストアップしちゃいましょう!

 

これは長所を見つけるためのリストアップとほとんど一緒です。

 

今自身を持って出来ると思えることは、どんな些細な内容でも記載しちゃいましょう。 

 

実際に私が記載した時は

 

・メールを普通に誤字がなく入力出来る。

 

・挨拶は必ず相手の目を見て出来る

 

などの社会人の初歩の初歩を記載しています。

 

このリストアップによって、自分の振り替えにもなりますし、こんなことも出来るんだと、リストアップしている時に自分の出来るを先確認出来て、自分自身を褒めているような状態になることが出来ます。

 

また出来ない事をリストアップしておけば、出来たときの達成感にも繋がりますし、出来なかった時の言い訳もできて、心の逃げ場所も作れます。 

 

私はこのリストのおかげで、毎日ほめポイントを自分で見つける事が出来ました。 

 

また今出来ない内容でも、他のこれが出来るから、今は大丈夫と自分で納得できるポイント も出来て、自己否定に走らなくもなっています。 

 

本当に簡単ですので、やってみてください! 

 

 

人のほめポイントを見つけよう! 

人は自分がしてもらって嬉しいことは、人にもしてあげる傾向にあります。 

 

特に相手を褒めるという行為は、自分に返ってきやすいです。

 

そうした特性を生かして、

 

相手のことを褒めていきましょう! 

 

相手を褒めることで、なかなか得られない他者から褒められることにつながってきます。 

 

また人の長所や褒めポイントを見つけることで、自分の気づかない長所や褒めポイントを見つけることができます。 

 

ポジティブな感情を人に伝えたら、必ず自分にポジティブが返ってきます! 

 

これは身近なところから、褒める輪を広げていけば、それだけ自分に褒めが返ってくるので 

 

ぜひ積極的にやってみてください! 

 

 

最後に

 

ここまで私が気を付けている、自分を褒めるための3つのポイント紹介してきましたが、これは実際に私が行動してみて、いいと感じたことで継続的に出来ているポイントです。

 

もちろん万人が全て当てはまるとは限ませんが、自信をもってお勧めできます。

 

自分を褒める

 

おろそかにしがちですが、本当に大切なことです。

 

だからこそ上手に褒めて、自分をポジティブに持っていけるように変えていきましょう!