賃貸人と賃借人の関係
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ショッピングモールを展開している会社は不動産賃貸業が大きな収入源になっています。
自社の商品の売上ももちろん重要ですが安定した賃料収入は魅力的です。
ネットでもリアルでも集客の力があると本当に強いです。
事業用の賃貸借契約はそのほとんどが定借での契約ですから5年なら5年で契約終了です。
どれだけ売上が上がっていたとしても、
「出て行ってください。」
となれば何しても勝てません。
5年とかだと設備の償却も難しいと思うのですがそれも仕方がありません。
売上が上がっているから・・・
集客ができるから・・・
と言って一概にずっと営業をしていて欲しい店舗というわけでもなく、
「この場所は売上が上がる場所なのだったら自社の店舗を出してみよう。」
という発想も出てきたりします。
「嫌ならやめてもいいですよ。」
という事も言えなくもないのです。
住宅だと今は貸主が弱い立場になりがちです。
出て行って欲しかったら一人100万円くらいは考えなければいけないでしょう。
しかし、事業用はそうともいえません。
賃貸人と賃借人の関係はパワーバランスで決まります。