自動査定システム
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今日はあるマンションを査定していたのですが、
最近使っている自動査定システムを利用してみました。
大阪の物件だったので大体の相場観がありましたが書面にする必要があり使いました。
場所を打ち込んで、
専有面積を打ち込んで、
築年数を打ち込んで・・・
やることはこれくらいです。
しかし、いざ評価額を見てみると思っていた金額とは大幅にズレがあります。
「なぜこんなにちがうのかな?」
と思ってよくよく見てみると自動査定システムの成約事例データが物件から半径500メートルとかになっています。
大阪だけではないと思いますが場所やアドレスが少し違うだけで大きく価格がかわることがあります。
本当に数百メートルの差で坪○○万円とか普通に変わってきます。
以前あるマンションが大きく価格に差が出るアドレス2つにまたがって建設されたときはマンションの入り口を最寄駅からは遠いほうのアドレスに作ったのを見たことがあります。
マンションの場合いわゆるエントランスがある場所が住所地になるそうです。
それだけで多少なりとも売れ行きが変わるのです。
利便性も環境もそんなに変わらないのであれば気にする事もないのでは・・・
と思いますが人間の先入観はすごいものです。
今回の自動査定システムはとても優れたものです。
しかし、不動産の評価はやはりどこかで人間の手が入らなければ正確なものにならないのだなと思います。
人の心理が決めているような部分も大きいですから。