桜の季節に思い出すこと
桜の花が咲くこの季節になると、毎年思い出すことがあります。🌸
それは、卒業していった中学3年生たちの「1年前の姿」です。
受験直前の彼らは、自習に足を運び、
自分から課題に向き合い、真剣に勉強していました。
ですが、1年前の今ごろはどうだったかというと、
決してそうではありませんでした。
勉強の仕方が分からない。
何から手をつけていいのかも曖昧。
そんな状態から、少しずつ変わっていったのです。
その変化を思い出すたびに、
「成長には時間がかかる」ということを、改めて感じます。
今の姿に、焦る必要はありません
今、教室で新3年生たちの様子を見ていると、
学習の仕方という点では、まだまだ幼さを感じる場面もあります。
計画の立て方が曖昧だったり、
問題への向き合い方が浅かったり。
つい、卒業していった生徒たちの姿と比べて、
「大丈夫かな」と感じてしまうこともあるかもしれません。
ですが、よく考えてみれば、これは当たり前のことです。
あの卒業生たちも、1年前の今ごろは、
同じような状態からスタートしていました。
だからこそ、今の姿だけを見て、焦る必要はありません。
大切なのは、ここからどう変わっていくか。
その「過程」に目を向けていくことだと思っています。
受験生は、つくるものではなく育つもの
受験生というのは、ある日突然できあがるものではありません。
「よし、今日から受験生だ」と気持ちを切り替えたからといって、
すぐに行動や学習の質が変わるわけでもありません。
日々の積み重ねの中で、少しずつ意識が変わり、
行動が変わり、結果として“受験生になっていく”。
そういうものだと思います。
だからこそ、今の段階で
「受験生らしくない」と感じることがあったとしても、それ自体は何も問題ではありません。
むしろ大切なのは、
ここからどう育っていくか。
1年間という時間をかけて、
一人ひとりが自分なりのペースで、
受験生へと成長していく。
その過程こそが、一番大切なのだと思っています。
まず教えているのは「勉強のやり方」です
この塾で今、大切にしているのは、
いきなり結果を求めることではありません。
まずは、受験生としての土台となる部分を、
一つひとつ丁寧に伝えていくことを大切にしています。
たとえば、
問題とどう向き合うのか。
間違えたときに、どう考えるのか。
次にどうつなげていくのか。
そうした「学び方」そのものを、
少しずつ身につけてもらっています。
最初からうまくできるわけではありません。
ですが、繰り返していく中で、
だんだんと自分で考えられるようになっていきます。
勉強は、ただ量をこなせばいいものではなく、
どう取り組むかによって、大きく変わっていきます。
だからこそ、この段階では、
結果よりも「取り組み方」を大切にしています。

一人ひとりに合わせた進め方をしています
同じ学年であっても、
理解の深さや学習の進み方は、一人ひとり違います。
だからこそ、この塾では、
全員に同じペースややり方を求めることはしていません。
今どの段階にいるのか。
何につまずいているのか。
どこから整えていく必要があるのか。
そうしたことを見ながら、
その子に合った進め方で学習を進めています。
いわゆる「個別指導」という言葉がありますが、
形だけの個別ではなく、
成長に合わせて中身を変えていくこと。
それが本当の意味での個別だと思っています。
少しずつでも、自分の力で進めるようになること。
その変化を大切にしながら、指導をしています。
急がせず、でも止めない指導
こうして一人ひとりに合わせて進めていくと、
「ゆっくりで大丈夫なのかな」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、私たちは決して甘やかしているわけではありません。
無理に引き上げることはしませんが、
だからといって、そのままにすることもありません。
今できることを一つずつ積み重ねながら、
確実に前に進んでいくこと。
その積み重ねが、やがて大きな差になっていきます。
焦らせることはしない。
けれど、止まらせることもしない。
そのバランスを大切にしながら、
日々の指導に向き合っています。
1年後の姿を楽しみに
今はまだ、受験生としての形が整っていなくても大丈夫です。
あの卒業生たちも、同じようなところからスタートし、1年間をかけて大きく成長していきました。
だからこそ、これからの1年がとても大切です。
焦る必要はありません。
ですが、この時間をどう過ごすかで、
1年後の姿は大きく変わっていきます。
一人ひとりのペースに寄り添いながら、
受験生としての土台をつくり、
少しずつ前に進んでいく。
その成長の過程を、これからも大切に見守っていきたいと思います。🌱

※過去に撮影したものを含みます
















