月刊少年シリウス、「進撃の巨人 Before the fall」が最終回。これはもともとスピンオフのラノベでそのコミカライズなのだけど、原作の世界とは結果的に結構変わってきているし、ラノベ自体からの改変もそれなりにある、そういう意味では三次創作という感じなのだけど、それが17巻も続いたというのはすごいことだなと思う。最終的には、キュクロとシャルルの物語が割と古典的な、最近では珍しいくらいのヒーローとヒロインの物語になったところが良かったのではないかという気もする。
 
人形の国(4) (シリウスKC)
弐瓶 勉
講談社
2019-04-09


 
もう一つシリウスでは「人形の国」なのだが、この「アポシムズ」の物語は「BLAME!」と「シドニアの騎士」の二つの世界を繋ぐものなのかなという気がしてきている。「人形の国」の機械の惑星という世界は「BLAME!」のものだし、アポシムズという存在はシドニアでも語られている。まあ繋がると面白いんだけどな、と思うのは弐瓶勉作品全体のファンだから思うことなのだけど。それから4月12日まで新宿紀伊國屋本店で「弐瓶勉展」をやっているということなので、これも行きたいと思った。