なんとなく『食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車編』を録画で見ていたのだが、OPの最後のソーマが雪の中に立っている場面、第1話(餐ノ皿全体では第13話)ではソーマが一人だけで立っているのに気がついて、何話か見直してみたら少しずつ立っている人数が増えている、だんだん仲間が増えているという演出になっていることに気付いた。
アニメのOPやEDでは時々そういう工夫があって、『食戟のソーマ』では以前も弐ノ皿のときEDで貞塚ナオがフィーチャーされていて黒魔術的な絵柄になっていたが、新戸緋沙子に破れて貞塚ナオ(白)になった回では純白の演出になっていて面白かった。この作品はこういうちょっとしたところで気を利かせられる余地があるような構造になっているからで、そこがこの作品の長期的な人気の一つの秘密ではないかと思った。