このところ読んだ漫画で印象に残っているもの。
「ジャイアントキリング」Dモーニング。フルの日本代表に選出された椿が臨む、リーグ戦正念場の清水戦。今まで一度も勝っていない相手にどう戦うか。この試合、赤崎の姿が見えないのだがどういう理由だったか。落ち着いていけと言われる椿が、「道歩いていても誰にも気づかれる様子がない」というのがちょっと可笑しい。しかし、日本代表の重圧は十分にかかっていて、しかしそれを「これは俺にとって、常に感じてなくちゃいけない、とても大切なものたちの重さだ」と受け止めている椿がとてもかっこよかった。
 

 
「へうげもの」Dモーニング。ついに大詰め。大坂夏の陣も終わり、あとの山場は織部の「切腹」。これは史実だが、史実を大胆に変えてくるこの作品なので、最後まで油断ならない。家康を押し込めて秀忠が実権を握っているとか、このあたりがどう効いてくるか。最後まで目が離せない。
「キングダム」ヤングジャンプ。第528話「犬戎の末裔」。突如現れた犬戎だが、情報網はしっかりしているよう。趙の総大将に抜擢された舜水樹が犬戎の言葉=匈奴の言葉を話せるというのもなかなか「訳あり」の展開。そして犬戎の王ロゾ(狼王ロボかと思った)は山の王・楊端和のことを知っていて、これを完膚なきまでに叩きのめすと豪語。エスニック描写として無問題かどうかは別として(っていう過去の作品も現実の中国史をネタにしているが内容は全然違う展開があってそこを突っ込むのはあまり意味がないかもしれない)、このあたりの展開はワクワクする。

 

 

「ピアノのムシ」週刊漫画Times。ピアノ教室の教師を完膚なきまでにピアノ知識で圧倒した蛭田だが、それゆえ名誉毀損で告訴されることに。このあとどんな展開になるか。

 

「バレーの神様」週刊漫画Times。監督として成長したと思われた鷲野だが、相手もさらに上をいく知将で、いきなり意表をつくスターティングラインアップに。この辺も面白い。
 
ピアノのムシとバレーの神様、以前から二人のキャラが被ってるなあと思っていたが、やっぱり被ってる。