ONE PIECE 77 (ジャンプコミックス)
尾田栄一郎
集英社


4月5日放送のアニメ『One Piece』687話「大激突!参謀総長サボVS大将藤虎」を見ました!

今回からいきなりOPが変わっていて驚きました!考えてみたら今日が4回の第1回目ですね。いきなりオープニングから「麦わらの一味」それぞれのアップで盛り上がります。曲はまだ耳慣れませんが、OPのアニメーションはとてもいいなと思いました。ゆったりと進むサニー号の海を揺蕩うさまを背景に、「ONE PIECE」のロゴ。いいです。

前のOPより、雰囲気ゆっくりですし、ウソップ、サンジ、ナミ、ロビンが買い物にきてフランキーが食糧を大量に担いでいる場面とか、ブルックがバイオリンを弾いてウソップが歌ってルフィが腹を抱えて笑っていたり、ナミとルフィとチョッパーが何かをデッキで見ているところにサンジがピラフを用意してきて、その背後の手すりに足を引っかけてゾロが腹筋をやってる(これは気がついたときは笑いました)場面とか。

そしてそこからドレスローザ編からの場面、コロシアム軍団を背景にルフィが走ってきて、次にバルトロメオがバリアを張り、キャベンディッシュがシュガーに操られた『頭割り人形』の兵隊たちを切り捨てる。そして黒ひげや海軍を背景に走ってきたルフィが空を飛ぶサニー号にゴムの手を伸ばして飛び乗り、さらに飛んで行く。空中で戦うルフィ、ゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ、ロビン、ブルック、フランキー、そしてチョッパー。今回のOPは麦わらの一味のひとりひとりを丁寧に描いているなと思います。

そして集合絵では麦わらの一味だけでなくジンベエとかしらほしとかサイもいるしキュロスもいるしヴィオラもローもいる、オールスターキャスト。

そして出た、サボのアップとその背景にエースの姿。サボがエースから火拳を受け継いだ、そのことを強調していていいなと思いますし、フランキーとセニョールのスープレックス合戦、ピーカをブッたぎるゾロ、ヒマワリ畑でのキュロス、レベッカ、ロビン。シュガーを狙うウソップの射撃と、その背後にきんえもんカン十郎、そしてここまで出すか、と思ったのが幼いローとコラソン。そして成長したローとともに走るルフィ。そして向こうからはドフラミンゴが!これからの場面ばかりですが、コラソンはこんな雰囲気に描いているのかとか、なんかしみじみしました。

そして場面はサニー号に戻り、宴の場面。そしてルフィが麦わらを被り、一味が上を向いている場面で終わります。

曲はEXILEから派生したGenerationsと言うグループのようで「Hard knock days」という題、歌詞は「無難には生きられない」ということがテーマのようです。

さて、本編。今回はサボと藤虎の戦いがメインと言っていいでしょうか。海軍の兵隊がどんなにバズーカとかぶちかましてもメラメラの実、すなわち自然(ロギア)系の力でダメージを受けないサボ、ぶんぶん振り回すと遠くの建物が斬れてしまうバスティーユ中将の鮫切り包丁(ゾロやミホークほどではないですが)がスゲー!と思ったらそれに輪をかけたサボの竜の爪攻撃、そして藤虎が隕石攻撃を仕掛けてくる、と言う例によっての強さのインフレ展開。(笑)この辺、原作より分かりやすく、すごく強調してあって面白かったです。

そしてサボと藤虎の会話の中の回想シーンで子供時代のルフィとエース、サボの姿が出てくると、やはりうるっときてしまいますね。

そしてさらに激突するサボと藤虎、というところでTO BE CONTINUEDでした。

ほかの場面では、ルフィのまたがる牛に図々しく便乗してきたジェットとアブドゥーラの二人がルフィの大ファンという感じが強調されててルフィが「なんなんだこいつら」とちょっと困った顔をするのが可笑しかったです。

今回は新しいOPの話が長くなりました。特にまだ歌詞をちゃんと聞いていないのでそれについての感想はまだ書けないのですが、少なくともアニメーションの方は今回のOP、かなり好きだなと思いました。

全体に今回は、とてもワクワクしました!オープニングの力は強いな、と改めて思いました。

そして新しいジャンプも出てますね!また改めて感想を書きたいと思います。