ONE PIECE モノクロ版 75 (ジャンプコミックスDIGITAL)
尾田栄一郎
集英社


少年ジャンプ3号で尾田栄一郎さんの『One Piece』第770話「エルバフの槍」を読みました!

先週は休載だった「One Piece」ですが、今週は王宮屋上の下の階で対峙していたルフィとベラミーの場面から。ドフラミンゴに裏切られ、ルフィに助けられながらまだドフラミンゴへの思いを捨てられないベラミーは、自分のバネバネの実の能力で「俺の最後の喧嘩だ、お前が買え!」と言ってルフィに挑んだ、と言うのが前回の最後でした。

今回はその続きからです。ルフィはこんな喧嘩買う理由がねえ、と拒否しますが、ベラミーはねえならいいさ!そこに突っ立ってろ!俺の覚悟をまだ安いと思ってんならなあ!と叫んでルフィに突っ込みます。それを受け止めるルフィ。かなりのダメージを受けたようです。

ベラミーの一撃は「チンピラの意地」と言うようなものですが、それをルフィは受け止めて、どういう行動に出るのか。きっとルフィらしい一言が出ると思うのですが、あんまり予想がつきません。次回が楽しみです。

一方、ピーカの石像でピーカと戦うゾロですが、巨大な石像からやや小さめの石像として上半身を現したピーカはゾロに向かってパンチを繰り出すと「王宮のある台地二段目」にめり込みます。必然的にゾロは「二段目」に降り立ったわけですが、そこにドフラミンゴの兵隊たちが一斉射撃をかけます。しかしそこではコロシアムの猛者たちがドフラミンゴの幹部たちと戦いを繰り広げていたのです。

そのうちの一人、オオロンボス提督は「提督の威厳」という能力で強制的に兵隊たちを整列させると、「キラーボウリング」という技で兵隊たちをぶっ飛ばします。

一方、王宮の台地を乗っ取ったピーカ。ゾロを見て「ピッキャピッキャピッキャララ」と笑ったのでゾロが「馬鹿みてえで驚いた!」というと、ピーカは激怒して「舞踏石(チャールストン)!」と叫ぶと台地そのものから槍を何本も突き出させますが、ゾロは動じません。

一方、そこで闘っていたドフラミンゴの幹部・デリンジャーが「あたしたちもここで闘ってるんだからね!」とピーカに怒ると、隙を見た破壊砲・イデオに吹っ飛ばされたり、ベビー5が花の国・八宝水軍のサイの言葉を勘違いして「私のこと必要なんでしょ?」と言い出したりしています。

一方、マッハバイスはエルバフの巨人、ハイルディンを千トンの重力の力でやっつけてしまい、次にゾロを狙いますが、自分を情けなく思ったハイルディンは「英雄の槍」という技でマッハバイスを受け止め、上空にぶっ飛ばします。そこにはドフラミンゴが張った触ると切れる鳥カゴが!マッハバイスは傷だらけになって落下し、受け止めたハイルディンも倒れます。

ゾロはハイルディンに、「ゆっくり寝てろ。目え覚ましたら、カゴは消えてる!」と声をかけるのでした。

ゾロとピーカの戦いはゾロがヴィオラに導かれてルフィと王宮に侵入したときに始まり、SOP作戦の成功によってドフラミンゴがキレてピーカに地形を大きく変えさせて中断したところを、ルフィとゾロがおちょくったところから続いているわけですが、まだなかなか決着がつきません。

戦いはだいぶ終息しつつありますね。後はゾロとピーカ、フランキーとセニョール・ピンク、そして王宮のドフラミンゴとロー・ルフィの戦いの行方、と言うことになります。

来週はジャンプ本誌で「One Piece」キャラクターの人気投票の結果発表があります。私は投票しませんでしたが、ローとドフラミンゴ、それにコラソンがどれくらいの順位になるか、楽しみです。

来週は今年最後のジャンプ、今年最後の「One Piece」と言うことになりますね。

このブログ、書き始めたのが去年の12月22日でしたから、もうすぐ1年になります。「One Piece」は今年になってから読み始めた作品なのですが、ずいぶん熱中してしまいました。(笑)

新しい作品に出会うことは、楽しいことですよね。

またこれからも、お付き合いいただけると嬉しいです!