One piece (巻13) (ジャンプ・コミックス)/集英社

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尾田栄一郎さんの『One Piece』13巻(中盤)を読みました!ゴーイングメリー号に不思議な女性が現れました!

前回は113話、ビビの囮として先に出発したイガラムがあっという間に追っ手にやられてしまい、ルフィたちもビビをつれて直ちに出発することにしました。ずっと寝ぼけていたウソップとサンジを無理矢理船に乗せて出航すると、いつのまに帽子を被った謎の女がゴーイングメリー号に現れていたのです。それはバロックワークス社のボス、Mr.0のパートナー、ミス・オールサンデーでした。

ミスオールサンデーはビビ(バロックワークス社に潜入し、ミス・ウェンズデーと呼ばれていた)にイガラムに会ったわといいます。またビビにボスの正体をわからせ、そしてボスにその事実を告げたのも彼女だったのです。

ミス・オールサンデーは手も触れないのに不思議な力でウソップとサンジを投げ飛ばし、ルフィの麦わら帽子を取り上げたりします。そして次の島はリトルガーデンと言って、おそらく出て来られないような恐ろしい島だからアラバスタへ行くための永久指針(エターナルポーズ)をあげると言うミス・オールサンデーに、ルフィはそれを握りつぶして、「この船の進路をお前が決めるなよ!」と言います。「威勢のいい奴は、嫌いじゃないわ」というミス・オールサンデー。

それだけ言うとミス・オールサンデーは大きな亀に乗って去って行きます。「あの女、何を考えてるんだかさっぱりわからない…」ビビは振り回されて落ち込みますが、ルフィたちはもう通常運転に戻ってわいわい言っています。あんなのでいいの!!?というビビに、「悩む気も失せるでしょ、こんな船じゃ」と笑うナミ。ビビも、久々に解放された表情をするのでした。

リトルガーデンにつくとそれは、虎が息絶え絶えにやられ、古代の恐竜たちがうろうろする、すごい島でした。ルフィは「冒険の匂いがする!」と生き生きしています。そしてビビも気晴らしに一緒に行くと言います。二人が出かけると、今度はサンジとゾロが狩り勝負だ、と言って出かけ、船にはウソップとナミだけが残されますが、そこにどうやらとんでもないものが現れたようです。

ここまでのところで115話は終わりです。

ここの部分で一番大事なのは、ミス・オールサンデーの登場でしょうか。今の段階ではその正体は全くわかりません。敵意があるのかないのかも含めて、わからないことだらけです。

ただこの人物が、今後の鍵を握るということは確かだろうということはわかります。

とりあえずはリトルガーデンで何が起こるのか。また思わぬ展開になりそうです!