ARIA (アリア) 2014年 05月号 [雑誌]/講談社

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こんばんは。『個人的な感想です』。略して「こじかん」です。

しつこいですか。(笑)

『ARiA』5月号に『進撃の巨人』スピンオフ、『悔いなき選択』第4話が掲載されました。

調査兵団による壁外調査の行われる中、前回、連係プレーで見事に奇行種の巨人を倒したリヴァイたちでしたが、ここでエルヴィンの元に下ってきた理由が明らかにされます。彼らは王都の貴族、ニコラス・ロヴォフを脅す材料にした書類をエルヴィンから盗み出して届ければ、王都で暮らせる権利を与えると言われていたのです。

古城での夜明かし中、自分たちだけで固まって過ごすリヴァイたちでしたが、そこにハンジ・ゾエがやってきます。そしてリヴァイたちに立体機動のコツを聞き出そうとします。教えるのを拒んだリヴァイでしたが、エルヴィンの言葉や巨人を倒すことに命をかけ、そのためなら自分たちの言葉さえ聞き出そうとする調査兵団の団員たちに、リヴァイはどこか心を動かされるものを感じたのです。

このストーリーで初めてハンジが出てきました。原作では男女どちらかわからない描写になっているのですが、この描写では明らかに胸が出ていて女性だったようです。

またBD6巻特典のビジュアルノベルで読んだときにはあまり気にしていなかったのですが、壁外なのに夜だからといって古城に泊まっているのですね。しかもこのときはウォールマリアの外であるわけですから、壁が作られる前、つまり100年以上前の古城だということになるわけです。『Before the fall』小説版の描写ではもっと茫漠とした印象だったので、今回初めて絵になったこの古城の場面を見て、なんだか不思議な感じがしました。

次回からはかなりハードな展開になって行くと思われますが、一つ一つの描写もどうなって行くか楽しみです。