ピアノの森(24) (モーニングKC)/講談社
¥580
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amazonで、『ピアノの森』24巻の予約受付がはじまりました。表紙画像はまだ23巻のものを踏襲しているようですが。


一色まことさんの『ピアノの森』、ショパンコンクール編も佳境に入ってから長いのですが、ファイナルのカイの演奏の途中まで、23巻に収められていました。


この間、連載の中断期間が長かったので、昨年の5月に23巻が出てからいつになるのだろうと待っていたわけですが、ついに4月23日に24巻が刊行されることになっていましたが、私のメールボックスにも昨日amazonからお知らせが入り、予約がはじまったことがわかりました。


いままでの各巻の構成から考えて、24巻はカイの演奏の最後までは収録されると思いますが、おそらくは最後の奏者であるレフ・シマノフスキの演奏の途中までになるかと思います。


モーニングでも毎回毎回、この大河ドラマのような連載のクライマックスが続いていて、作者の一色まことさんも全力を投入して描かれている感じがします。だから連載が中断しても、クオリティを落とさずに進めてもらえれば、少々の休載は仕方がないという気持ちになっているファンも多いのではないかと思います。


まだまだ未回収の伏線も多いわけですが、まずはどういう審査結果が出るか。カイがピアノのパートが終わってからも最後まで和音でオーケストラに合わせ続けたことが審査結果の伏線になっている気がしなくもないわけですが、まずは審査員たちがどんな審査をするのかが楽しみになっています。


24巻ではそこまでは行きませんが、カイと阿字野先生の集大成のピアノ、そしてカイが新しい世界を見つけたピアノを、また単行本でも味わいたいなあと思っています。


4月23日が待ち遠しいです!