木曜日に発売された『モーニング』、巻頭カラーはなんと星野之宣さんでした!『雷鳴』という題のタイムトラベルもの。恐竜時代へ飛んで、あの巨大なブラキオザウルスがなぜ地上を歩いていられたのか、という謎を解き明かします。もちろん本当かどうかはわかりませんが、すごく説得力のある新説でした。面白かったです。

『バカボンド』はついに米作りの師匠が。最後に、「米を、あの種籾を植えて、同じ米がなる。何でだろう」と、生命の不思議そのものに迫る問いを投げかけて。もこの作品は、巨大な哲学、巨大な思想そのものを語る領域に入ってきていますね。

「ギャングース』は今一番面白い作品です。大笑いして、最後にショッキングな展開。言葉を失います。

それから特に取り上げたいのが新人の猫田ゆかりさんの作品、「黒い紋章』です。若き警察官僚のエリート管理官が、警察組織の腐敗を暴こうとしたOBの死に迫ります。キャラクターも話の筋も魅力的で、次回作が楽しみになりました!

そして次号予告には、「ピアノの森』の文字が!またコンスタントに話が進んでいくんでしょうか。ドキドキですが、楽しみです!