『役者人生最後の花道』
昨日、11月24日 故 藤田まことさんの偲ぶ会 『役者人生最後の花道』が東京国際フォーラムで開催されました。
実は、藤田まことさんご本人・ご家族とは実家が近所で、共通の知人を通して、生前から大変お世話になっていました。
そんなご縁もあり・・・
昨年2月17日に他界されてから今日まで・・・
沢山の方のご協力を頂きながらこの偲ぶ会の企画から準備、そして昨日 本番の運営までお手伝いをさせて頂きました。
俳優 藤田まこと と言う大きすぎる名前と、最後の花道と言う特別な舞台。
そんな舞台をお手伝いできる嬉しさもありましたが、もの凄いプレッシャーと不安が…
しかし、あっという間に時間が過ぎ・・・演出家の方や、各局のプロデューサーの方々に支えられ素晴らしい会にする事ができました。
代表作である必殺シリーズのプロデューサーの方や、それに関わる照明さん・音響さん…藤田まことさんと一緒に仕事をしてこられた舞台・演出のプロフェッショナルが集結してつくり上げたこの最後の花道で、多くの事を学ばせてもらいました。
企画段階から、全ての物事を決定する基準はひとつ…
「藤田さんだったらこうするよ~」
現場に関わっておられた全ての方が、藤田まことさんの役者魂みたいなものを受け継がれ、カタチなっていきました。
藤田さんが歩んできた役者人生の中で、こうして魂を受け継いだ方々がいると言う事実、そしてその方々が亡き藤田まことと言う役者がどう考え、どうすれば天国で喜んでくれるかを何カ月もの間、真剣に向き合い妥協なく、つくり上げて来ました。
前日は舞台の設置、仕込み、リハーサルと入念な確認を繰り返し細かいところまでチェックが入りました。
当日、緊張感に包まれる中、司会者(徳光さん)や献奏をされる森山良子さんのリハーサルと照明や音響チェックは開場ギリギリまで続きました。
本番1時間半の舞台に、これだけの準備を重ね仕事に挑む姿勢、普段の自分の仕事に置き換えた時、深く考えさせられました。
本番中、剣客商売で共演をされた女優の小林綾子さんが藤田さんとの思い出を振り返り、藤田さんに教えられた事を話されていました。
「楽屋とは、休む場所ではなく良い演技をする為の準備をする場所だ…」
プロとして、仕事に対する姿勢。
華やかな世界ですが、その裏側には地道な努力と積み上げられる準備によって作られていると現場があると言う事を、身を持って学ばせて頂きました。
『役者人生最後の花道』
華やかな表舞台と、地道な裏舞台を経験させて頂き、幸せな時間を過ごす事が出来ました。
藤田まことさん ありがとうございました
合掌


