昔々、その昔、、、というほどでもないちょっと前の話。
「短頁」という野原がありました。
その野原を自由に歩き回っていたのですが、ある日ふと足元を見ると光る小石が落ちていました。
ずーっと歩き続けていると、光る小石は少しずつ増えていきました。
時には減ったり、時には光る小石でメッセージが書かれていたりもしました。
その光る小石は様々な色で、明るさで、温もりで光を放っていました。
光る小石を覗き込んでみると、その落とし主の住んでいる世界と思われる風景が少しの時間流れました。
そして野原にいるのが自分一人ではない気がしました。
ある日、「短頁」が立ち入り禁止になりました。
足元に落ちていた光る小石も、もうありません。
それでも瞼にはまだ、光る小石の残光が映っています。
少しの思い出と、これからも続く未来を照らすように。












