ずっと置いていたバイクの雑誌。
手放すことにしました。
学生時代に中型免許をとりました。
理由は、中学の時に仲良かった男の子が、
高校生の時にバイクの単独事故。
お母さんに会いに行った時に、
「バイクで死んだのは、
せめてもの救い。
本望だったと思うのよ」。
どんなお気持ちだったか、
子どもをもつ身になって、
想うことはありますが、
当時、お母さんにまで
そんな風に言わせるバイクって、
どんなものなんだろう、
と思ったんです。
私も乗ってみたい。
父には反対されました。
バイクに乗るなら
四輪の免許から取れといわれ、
しぶしぶ普通免許から取得。
(その後一度も運転したことない^0^;)
そして念願の中型免許をとったのは
20歳の時だったと思います。
バイクに乗ってみて、
のエピソードは色々ありますが、
今回はそれは割愛し、
その後、乗らなくなり、
乗れなくなり、
だけどいつか大型の夢だけは捨てきれず、
もう5年ほど前になるのか、
ハーレーの店舗に乗り込み、
欲しいバイクは決めました。
(免許もないのに。笑)
BREAKOUT114。1,800cc。
教習所にも行ってみました。
(順番逆。笑)
ブランクが長すぎるし、
年齢的なこともあるし、
不安だったのですが、
コースをみせてもらい、
実際にバイクにまたがってみて、
教官からは「ぜひ乗りましょう!」と
太鼓判をいただきました。
が、心の中では「このクランク、
自転車でも無理かも」と思っていました。
諦めるというと、
なんとなく敗北感を抱くし、
残念な気持ちになりますし、
諦めるな!が強い世代に生きてきましたが、
「諦める」の語源は
「明らむ=明らかにする」。
仏教では、
「物事の理(ことわり)をはっきりした上で、
その理に合わないことを捨てる」
という意味なんですよね。
明らかにする。
これから自分がすることと、
しないことを明らかにする。
前に進むために、
「諦める」ことが力になることも
あるんですよね。
とりあえず、
カタログと雑誌は捨てました。
夢は捨てきれないけど、
前向きに諦めようかなー。
ハーレーに乗せてくれる人を
探そうかなーw
20歳のときの
初ツーリングは須磨海岸でした。
まさかその場所に、
今住むことになっているとは