初めての機織り💕

近づいてはいけないと思ってた。

なのにその機会は、先日、突然やってきました。

お誕生日のサプライズで、

機織り体験を企画してくれていた友人が。

想像通り、いや想像以上に楽しかった。

 

右足を踏んで、

右から横糸をシュってして、

足をニュートラルに戻して縦糸をトントン。

左足を踏んで、

左からからシュってして、

足を戻してトントン。

そのリズムといい、

着実に縦糸と横糸が織りなしていく目の前の世界。

やばい。のめりこみそう。

 

体験で出来上がったのは、

シンプルな、小さなティーマットだけれど、

記念すべき初作品💕

 

職人さんが繊細な模様を織っていく様子も

間近で見せていただきました。

綴織という手法。

 

下絵に従って、何色もの色を操り、

自分の爪をのこぎりの歯のようにギザギザにして、

”トントン”の代わりに自分の爪で糸をかき寄せる技法。

気の遠くなるような作業工程です。

27年という職人年月を、

まだまだ駆け出しだとおっしゃる。

着物になるまで、帯になるまでの、

繭の数を聞いても、のけぞります。

それだけの命が生み出した産物を、

どれだけの人の手を介して、

自分の手元に、

帯や着物として届いていることか。

改めて、

こういった日本の伝統技術をもっと知りたくなるし、

大事に敬い、その継承を願い、

私にできることは、

職人さんたち、作家さんたちのそのお手間に敬意を表し、

縁あって手元にあるものは、

せめてしまい込まずに、

喜んで身につけさせていただくこと。

機織りのセンスがあると先生にほめられて機嫌良く。

織姫みたいだね、と言われて、気分もよくw

七夕を前に、

『縦の糸はあなた

横の糸は私

逢うべき糸に

出逢えることを

人は仕合わせと呼びます』

中島みゆきさんの歌がぐるぐる。

みんながしあわせだといい🍀