お茶のお稽古で、
相変わらず知らない単語が続出。
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先日はたまたま時間の都合で、
上級者のクラスに紛れ込み、
難しいお点前を見せていただくことになった。
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なんど聞いても
ホイコーローと聞こえる。
あのお道具のこと、というのはわかる。
それに触れるたびに先生が、
ホイコーローはもう少し右、とか、
ホイコーローのふたの開け方が、とかおっしゃるから。
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さすがに、ホイコーロー(回鍋肉)ではないと思うし、
上級者の方ばかりだからその場で聞けない。
それぐらいの空気は私だって読むので。笑
おとなしい顔して座ってるけど、
頭の中は回鍋肉でいっぱい。
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帰りのバスで姉弟子さんにこっそり確認しました。
火屋香炉(ほやこうろ)なんだって!
蓋置の一種で、七種の蓋置のうちで最も珍重されるものとのこと。
さすが、上級者のクラスだ。
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一方、私はその日、自分のことでも大混乱。
向切(むこうぎり)の逆勝手(ぎゃくがって)
なるものを初めてしたのだけれど、
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向切というのは、茶室の立地条件によって、やむをえず、
通常の形式の位置にお客様がいるタイプのお茶室のこと。
(多分。)
逆勝手とは、普段のお点前とは基本的に手が反対になり、
帛紗をつけるのも右腰になる。
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そもそも通常のお手前すら身についてないのに、
これは普段右手だから左手で。
ここは普段右足から出すけど逆だから左足から。
すべてが逆。
・・・ならまだしも、そのままのものもあって、大混乱。
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ただでさえ方向音痴なのに、
お部屋の構造自体も逆の想定なうえに、かつ、お点前も逆。
もう、どれが自分の右手かもわからなくなるぐらい、
頭の中がクラクラしました。
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いろいろ強化される、気が、しないでも、ない。
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1月の初釜は、お友達から譲っていただいた
お母様の大事な付け下げを着させていただきました。
お着物1枚1枚、帯も1本1本個性があって、
まったく着つけの際の感覚が違う。
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何をいつ着てもすっきり着れるようになりたい。
せめてお稽古のときには着物でと思うけれど、
なかなかスケジュール的に難しい。
もっと着たいよー><
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課題がいっぱい。
伸び代しかない笑