「伝える必要のあることは、
筆談でもなんでも伝えられるけど、
冗談や他愛のない話がさらっとできないと、
家族とはいえないとおもうから、
主人も手話は勉強したのよ。」
先日、全国から集まる聾学校の入試の際に、
保護者待合室で、
あるママがいってたこと。
当たり前のことだけど、なんかドキっとした。
わたしは最低限伝える必要のあることを、
きちっと伝えるために。
彼の文化に寄り添うために。
そう思って手話を学んでいた気がする。
そのファミリーの心の豊かさに、
頭が下がりました。
「なんのためにそれが必要?」