東京 中目黒
築100年の古民家ミシュランとして有名な
天麩羅みやしろ
オープンした時から行っているので、築105年だろうか。
約1年ぶりの再訪。
お任せコースのみで30,000円ほど。
さすがインバウンド効果で、1年前よりかなり値段が上がっている。
外国人も多く、彼らにとっては円安効果も相乗して、ディナーとしては5000円位の感覚だろうから、普通の晩御飯である。
このコースの良さは天ぷらだけではなく、手の込んだ小料理もいただけること。
ガラスの小鉢に入った毛ガニが、味が濃くおいしい突き出し。
旬のカツオも美味だ。
まずは安定の車海老
目の前で握ってくれ、そのまま手渡ししていただける車海老天巻き。最高においしい。
カリカリ食感がたまらない頭
合間にちょこんと可愛らしい蚕豆の天麩羅が季節を感じさせる。
こちらもいつも楽しみなアワビのしゃぶしゃぶ。
この新鮮なアワビを、鮑の肝出汁にしゃぶしゃぶしていただく。
そこに、小さなボール状のご飯の天ぷらを入れ、どっさりバフンウニを入れていただける。
アワビの肝、そしてバフンウニの相性は抜群だ。
とても贅沢な、アワビとウニのリゾットに
姫路の小玉ねぎ、魚なども天麩羅でいただく
お口直しとも言える、小エビとキャビア
まだまだ出てくる天ぷらは、キス
またまた、合間に入る料理は自家製そばだが、ここに自家製のカラスミをたっぷりとかけていただける
かなり熟成された濃厚チーズのような風味がたまらないカラスミ。
カラスミがおいしいと思った事はないが、これは本当においしい。
群馬の肉厚な椎茸
1番楽しみな天ぷら、牛フィレ肉の湯葉巻き
粒胡椒をまずお口の中に入れて、少しつぶしてから、塩をつけた天ぷらをお口にほおばると、何とも言えない美味しさに。
湯葉とともに、しそも巻かれているのがアクセントである。
まだまだ続く天ぷらコース
海苔天にたっぷりのマグロ。その上にウニ、キャビアで、しっかりとした食べ応え
大きなアスパラは先端からいただき、最後の根本
を天ぷらにしてサーブしてくれる。
部位によって違う食感の違いを堪能するのも面白い
これで天ぷらはフィニッシュ
かなりお腹いっぱい
お食事のご飯も楽しみの1つで、鉄鍋で炊き上げた。トマトご飯が最高においしい。
ここならではのオリジナルで、このご飯の上に、大きなエビ、ホタテのかき揚げが乗せられ、混ぜ混ぜしていただける。
数年前に人気が出たコンビニの悪魔のおにぎりは、この店の天かすがルーツ。
2階にあった庶民的な割烹料理店で、この天麩羅みやしろの天かすを使ったおにぎりを提供したところ大好評で、それがコンビニの悪魔のおにぎりとなったのだ。
トマトの酸味と天ぷらの素材の甘みが相まって、本当にやみつきになる悪魔的ご飯。
お腹がいっぱいでも問題なし。
おにぎりにして、お持ち帰りさせていただける。このサービスが素晴らしい。
デザートは、自家製使用羊羹と抹茶でほっこり。
お値段は、決して安いとは言えないが(日本人にとって)、実は安く食べられる。
若手育成として、毎週水曜日のランチタイムは、コースが3300円でいただけるそうだ。
これなら毎週行かれる!
毎週ミシュラン可能🉑