JM「フォローの出し方は アプローチショットにも
 関係があるんじゃないですか❓」

店長「ありますねー。

 繰り返しになっちゃいますけど
 車をけん引する、 ゴルフショットは
 その 後ろの『牽引される車』でボールを打つ訳です。

96624632

 引く方の前の車が 急に加速したり、
 急に減速、停止、行き先を変えれば
 後ろの車の行き先は当然、不安定になる。

 アプローチショットの場合、
 意識としても 目の前に目標がありますから
 どうしても ソッチに出したく成りガチ です。

 アプローチショットであっても
 先端である ヘッドを 丸く振る のは良くないですが、
 かと言って 真っ直ぐ振る のも不可能。 

2023-03-25

 継続して ソコまで動いて来たものは
 継続して 同じ『勢い』や『速度』
 今までの経路の続きで 終わりまで行く
 と言うのが大切になる訳です。

 特に…ですね、ミスに直結するパターン なんですが、
 アプローチショットのような 大きく振らない場合、
 つい 忘れてしまいガチ なのですが、
 グリップも、当然、それに伴ってヘッドも、なんですが、
 スイングが継続していると
 小さな動きであっても グリップの高さは変化し続けます。
 『緩やか』ではあっても。

猪俣202408 - frame at 0m3

 上手く当てたい、打ちたい、方向出したい、
 となると そのグリップの進行、特に高さ変化が
 止まりガチ です。

 牽引のクルマで考えると分かり易い、と思いますが、
 引く車が止まれば、引かれる車は急激な動きになる。
 緩やかだったとはいえ、グリップの『高さ変化』が止まれば
 ヘッドは今までよりも 急激に『跳ね上がり易い』。

 ヘッドレイト、ハンドファーストだった状態で
 グリップの移動が止まれば、クラブの長さも増しますので
 トップ、だけでなく、ダフリやアプローチの場合、
 くぐり、だるま落とし みたいなコトにもなり易い。

 ショットにつながっていく考え方 ですけれど
 グリップの移動がヘッドの移動、
 その移動の速度や経路が シンクロする。
 そうした方が 距離感も安定感も増します。

2024-08-12_22-29-11 - frame at 0m17s

 ショットって ヘッドの入射角度 入ってくる経路と
 それに対しての ロフト角度で決まってくる ので
 グリップの進行が止まり、ヘッドだけが進んでしまう と
 ミスの発生率低下 だけ でなく、
 同じ(似た)ショットを打てる確率も かなり下がります。

 距離…で言うと、グリップを止めれば止めるほど
 打撃の勢いと言うか 破壊力は
 高さやスピンに化けやすいので 距離は減っていく。
 まあ それが唯一、許されると言えば良いのか
 それを利用すると言えば良いのか、が
 バンカーショットでの特殊な場面でしょうね。

2024-08-12_22-29-11 - frame at 0m15s

 しかし、ごく普通なショット、アプローチでは
 目の前のピンやグリーンに… 上手く近づけたい、
 当てたい…気持ちは分かるのですが、
 スイングは ボールに対するグリップの遠近
 ~横の移動だけでなく ~縦の移動
 引き続き 同じ流れで継続し続ける
 というのが ゴルフスイング用語的な『真っ直ぐ』です。」