店長「若い時と違って 腕力でクラブを振る、
 ボールを飛ばすことが難しくなって来ますから、
 全部をからだの回転で と言うのは出来なくても
 割合として からだを廻すことで飛ばす を
 するための 姿勢にしたい、です。

 次にグリップ なんですけれど
 左と右のグリップが離れ気味、ルーズ気味 なんですけれど…。

〇アドレスとグリップ_Moment(3)

 ソコの部分、クラブ扱い、スイングが
 一番表れる部分です。

〇左グリップを強く握らなくてはならない
〇左グリップを支点に 右手を返す
〇強く 右手を使う

 など 幾つか理由があると思うんですが、
 スイングの 筋力の中でも 握力、特に左手の握力は
 疲労に弱く、ラウンド中、かなり極端に低下します。

 上記のような傾向が強いと
 握力が低下した左グリップは
 良く強く握ろうとする為 深くなる傾向にあります。

 アドレスの今の状態でも
 右と左のルーズさが
 腕の長さ『余り』になっていると思うのですが、
 左のグリップが深くなり ルーズさ が増すと
 その腕『長さ余り』も増しますので
 ラウンド中、姿勢が変わってしまいます。

〇アドレスとグリップ_Moment(2)


 からだの中でも 上半身の上の方、
 腕の長さ余りがダイレクトに影響する箇所が
 左を向いて、そこから下に降りてくると
 左向き加減が薄くなる という
 ボールの位置やアドレスの姿勢などに狂い
 の起きやすい原因です。

 ミスショットの最大の原因 と言っても良い箇所。

 スイング、例えば ですけれど
 手打ち、ヘッドの返し打ち は
 それソノモノが悪い、問題なのではなく、
 それをする ⇒披露する ⇒握力が落ちてくる
👉左のグリップが深くなる(緩む)
👉左腕の長さ余りが起こる
👉アドレス姿勢が乱れる
👉アドレスの向きやボールの位置が狂う
 のを避けたいから 動きを治すんです。」

Aさん「なるほど!!」

店長「スイング、動作が始まってから起こるミス、
 ミス自体は減らしたいですけれど、
 まぁ それは仕方がないというか、あきらめられるけれど
 "動作を始める前"の アドレス段階でのミスの要因は
 あまりに勿体ないですし、アドレスのミス、構えのミス、
 向きのミス が 動作のミスのつながるコトも少なくありません。」