熱闘!後楽園 -15ページ目

1月13日 レジェンドプロレス


あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

永遠のプロレス素人、ノスケです


今日はレジェンドに行ってきました。

会場は満員。

皆さんの目当てはなんなのでしょう?


さてさて試合を素人目線で。


<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
 倉島信行 vs 斎藤彰文

やれる人とやれない人がやったらこうなるよね。

っていう試合

倉島が試合を作ろうとするが斎藤の反応が鈍い

でも倉島が最低限の仕事をしました


<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
グラン浜田&AKIRA vs ヒロ斉藤&エル・サムライ

サムライの代わりに青柳政司

動きが鈍くなっても見せ方はありますよって試合

個人的にはサムライでなく青柳で良かった気がします

ベンチから声を出す野球少年のお陰でお客さんも試合についてきた印象でした


<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
 臼田勝美&アレクサンダー大塚 vs スーパー・タイガー&タイガー・シャーク
さほどに印象に残ってないや。

ただ、前の試合のお陰か動きがキレキレに見えた


<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
 石井智宏&関本大介 vs 斎藤彰俊&高岩竜一

高岩の頑張りで良い試合になった

基本的には関本、石井、斎藤で盛り上がる訳だがちょっくら高岩が入ることで

全てが引き締まる感じ

今日1番でした


<第5試合 タッグマッチ 45分1本勝負>
 大谷晋二郎&日高郁人 vs 長井満也&ベアー福田
結局は大谷。客は大谷で喜ぶ、だから大谷も盛り上げる

他の人も知名度が低いわけではないのだが客は大谷


<セミファイナル タッグマッチ 60分1本勝負>
 初代タイガーマスク&小林邦昭 vs 大仁田厚&矢口壹琅


熱闘!後楽園


分からない試合でも分かりやすい

出だしはいつもの場外乱闘

最後はタイガー、小林のダブルフィッシャーマンで矢口をフォール

試合後、大仁田劇場

マイクが聞き取れずなんだか分からなかった

マイクの時には帰れコールだがゴニョゴニョしゃべったら歓声に


鉄をグルグル巻いた棒も優しくスイングのように見えたし

タイガーの見せ場もさほどになかったし

次につながるのかな? 小林VSタイガー

邪道だけど年寄りに優しい


<メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
 藤波辰爾&長州力&坂口征夫 vs 蝶野正洋&天山広吉&獣神サンダー・ライガー

熱闘!後楽園

前の試合もそうだが、これぞ今日の客のお目当てかな?

坂口でなく、レジェンドです

入場テーマで大盛り上がり

ここがこの試合のピークだったのでは?

試合内容なんていいんです

ドラゴン、サソリ、STF、チョップ、掌打が見られればいいんです 


内容?そんなのはありません。


今日の総括

蝶野が細く見えた

会場の音響最悪

☆☆



【番外編】イッテンヨン

さて、イッテンヨンです。
ちょっと時間がたってしまいましたが今回は番外編として新日1.4東京ドームについて。

久しぶりにイッテンヨン行ってきました。
最後にイッテンヨン行ったのは、橋本-小川のアレの時です。
その時のお目当ては小川のアレではなく、健介-大仁田でした。キヨピと連れだってスタンド2階席¥5000で観戦。
なので10年以上ぶりでしょうか。
世はPRIDE全盛ということで、わたくしも大晦日は¥30000-の席でさいたまに馳せ参ずることが恒例となりイッテンヨンからは自然と足が遠のいていました。
そして新日本はいわゆる「暗黒時代」に突入。ハッスルが台頭し、わたくしはイッテンヨンどころか新日はビックマッチもTVでチェックすることすらスルーするようになりました。
(G1だけはTVでチェックしてました)
そんな新日本勃起不全のわたくしが今回ビンビンになった理由。
それは中邑-桜庭です。
確かに最近新日本が盛り上がっとるとは聞いてましたが、会場行く気になれなかったんですよ。
でも、夏の両国で桜庭がリング上がった時、モーレツに興奮しました。
こりゃ観るしかないなと、会場で観るしかないなと。
9月の神戸は密航(死語)考えましたがスケジュールあわず、その後のドームシティ大会もスケジュールあわず。
ようやく辿りつきました。
いつも会場到着はギリギリな私ですが、30分以上前に会場につき、プチ復活したグレートアントニオの桜庭T、柴田Tをホクホク顔で購入。
桜庭の登場を待ちます。
全試合観た感想。新日本凄っ!の一言です。
オカダ、棚橋が実に緻密な試合を練り上げ、中邑、桜庭があれだけスリリングな試合をして、ジュニアは飛ぶ跳ぶとぶっ!
まあ、飽きませんよ。

最近のプロレスはライダーごっこ、なる発言がちょいと前に物議をかもしましたが、しっかり痛みの伝わる熱い試合ばかりでしたよ。

最後に。No more不穏試合!
藤田も新日本くればいーのに。
まさとでした。

photo:01


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The First Naving.2013開幕戦 by megane1964



熱闘!後楽園-megane1964  プロレスリング・ノアは、さすがにメジャー団体である。なんでそれを感じたかというと、照明である。「明るいなあ」と思った全日本ほどではないけれど、さすがにインディー諸団体よりは多様な使い方をしているのだ。南側スタンドからアイフォンのカメラを使ってみたら、ASA感度1000で、絞りがF2・8、シャッタースピード15分の1、という設定になっていた。


 これがどのくらいのデータなのか。今後、検証してみようと思う。さて、意味があるものか、ないものか。結果はどう出るのであろうか。。


 それはさておき、北側にスクリーンを吊ったフル仕様の会場は満席である。いまいち元気がない、といわれがちなノアであるが、さすが年始興行はにぎやかだ。会場からのヤジを聞いていると、「いつもの人たち」の声もしっかり聞こえるぞ。

 

 まずはスーツ姿の田上社長のご挨拶。なんか気の利いたことを言うかと思えば、「本年もよろしくお願いします」で終わり。続いて、森嶋、石森……おいおい、みんな「今年もよろしく」かよ。このあたりの朴訥さがノアだよねえ。で、発表になったのが、「南米遠征をやります」ということ。ノアは世界を目指す、ってことだ。へーえ。



熱闘!後楽園-image さて、本日は8試合。前半は「楽しいプロレス」、後半はBRAVEvsNO MERCYのシングル4連戦。新年最初の試合は、井上雅央vs宮原健斗。


 今はフリーだけど、雅央というのは、いかにもノアな選手だよね。


 武骨で不器用で段取りも悪いんだけど、まっすぐでなんか憎めない。体はしっかりメジャー標準に仕上げてある。……ロープトゥロープを全力で10往復すると息切れしちゃうけどね、そろそろトシだから。そのあたりを若い宮原におちょくられながらのファイトがまさ、雅央ワールドで、いかにも全日系の「楽しいプロレス」らしいアジがあったりするのである。

 試合は、宮原が丸め込んで勝ったけど、まあ、あんまり結果は関係ないよね。


 言い忘れてましたが、詳しいデータはここ(http://www.noah.co.jp/ )を見てください。



熱闘!後楽園-image  第二試合はリッキー&小川vs北宮&中嶋、第三試合は小峠&石森vs大和&近藤のタッグマッチ。リッキーはこの試合のあと、しばらく故郷に帰るそうだ。小峠、石森はGHCジュニアのベルトを持って行った全日勢への挑戦が前提になっているのかな。


 リッキー、小川はベテランらしい老獪なファイト。勝彦は相変わらずの重い蹴りを軸にした「今が充実期」というファイト。どうも、ダイヤモンドリング勢最若手の北宮がひとり、「顔じゃない」ってメンバーだねえ。試合も案の定、そんな感じで進む。中嶋が小川を場外に誘い出したのだけど、北宮がリッキーに翻弄されて丸め込まれてしまう。まあ、仕方がないかな。


 第三試合。小峠、石森が「ノア勢」というのも、なんかムリがあるよねえ。大和、近藤は確かに全日本ジュニアの一線級だけど、今のプロレス界全体を見渡してみるとジュニアのトップかなあ、という気がしてしまう。だけど、小峠、石森はさらに格下感があるんだよなあ。ジュニアの扱いがビミョーなのは、昔からノアの弱みではある。


熱闘!後楽園-image  で、第四試合は、ここまで出たノア勢が集結して、期待の新人・熊野準を迎えるバトルロイヤル。何年かぶりの新人デビューだから、みんな期待しているんだろうね。→右端で腕を振り回しているのが、熊野君。これはプレデビュー戦だそうなので、今シリーズどこかで正式なデビュー戦が組まれるんだろう。


 熊野君は健闘したけど、はやばや失格になり、最後まで残ったのはのらりくらり試合をするやらしないやら、でニヤニヤしていた雅央。相変わらずですな。何でノアは、雅央の契約を切ったのかね。まだまだ使えるし、実際使っているんだから。……まあ、一昨年のことを蒸し返しても仕方ないか。


熱闘!後楽園-image  休憩後は、「正規軍」のBRAVEと「改革派」のNO MERCYとのシングル4連戦。順番にいうと、ヨネvs玄藩、丸藤vs高山、杉浦vsマイバッハ、森嶋vsKENTAという組み合わせ。


 ここからがノアの真骨頂で、強烈な当たり、烈しい肉弾戦が展開されます。ヒジとチョップの打ち合いとか、蹴りとヒジの入れあいとか、「四天王プロレス」でフォーマット化された意地の張り合いがそこここで見られるわけで、さすがに「本家」だけに、その迫力は一見の価値あり。


 まあ、逆に言えば、アングルの作り方とか、場外乱闘とか、そういうのは不器用感満載で、あまりお上手ではないのだけどね。


熱闘!後楽園-image  本日のハイライトのひとつは、ヨネvs玄藩の最終盤。ヨネが玄藩をコーナーポストにくぎ付けして、筋肉バスターに行こうとしたところ。東側からマイバッハ谷口が登場して、「すわ乱入か」と緊張が走る。そこで西側から登場したのが、谷口と同じマイバッハマスクをしたナゾのレスラー、なわけですよ。


 それで、2人してヨネを殴打して反則負けするわけですよ。…そこまでふっといて、次の次の杉浦vs谷口戦に、なぜこのマイバッハⅡを出さんのか。谷口は→この通りイス攻撃で杉浦を流血させ、相変わらずの暴走ファイト。そこにさっきのナゾの男が出てくると、さらに盛り上がるんじゃないのか。


 せっかく振っておいたネタを落とさない、というのはコメディアンにあるまじき行為でしょ。…いやマイバッハは確かにコメディアンではないけどね…。でも、こういう「お約束」はしっかり守らないと、もったいないお化けが出るぞ、と思ってしまう。


 このあたりは感覚がインディー慣れしちゃったから、なのかなあ。


熱闘!後楽園-image  で、メーンの森嶋vsKENTAはGHCの前哨戦。さすがノア、という試合。


 森嶋が重さを生かしてガツガツとKENTAを追い込んでいく。肘をふるう森嶋に、チョップや蹴りでKENTAは対抗するんだけど、何しろ一発の重みが違うからね。どうしても受けに回ると、劣勢になるよね。


 その状況を打開したのが、蹴り攻撃で、マットの上に森嶋を座らせて、前から後ろからバシバシ、サッカーボールキックを打っていく。いやあ、これがエゲツない。加減をしようなんて気はさらさらない。これがノアのスタンダード。


 最後は、巨体を担ぎ上げてのゴー・トゥ・スリープ2連発でKENTAの勝利。バチバチ体がぶつかるような戦いは、さすがに目を見張るものがあるね。


 肉弾戦の重さと激しさ、アングルの不器用さ、ジュニアの微妙さ。ノアのいいところといまいちっぽいところが、どちらもしっかり出てしまった今年最初の大会でした。本物の凄味と企画力の弱さ。まあ、これが不思議なバランスで同居しているのも、ノアの魅力っちゃ魅力なんだけどねえ。