「ロシア側にも言い分が有り、ロシアが100%悪いわけではない。」という様な意見をしばしば見かけます。それは違うと私は思います。
自国を取り巻く現状に納得していない国は他に幾つも有ります。現状に納得していない国はそれぞれ言い分が有り、それを主張する分には構わないのです。しかし、納得いかない現状を力づくで変更しようと試みる時点で、一切、ロシアの言い分を聞く余地は無くなったと私は思います。

また、「ウクライナやNATOが譲歩する事により事態の収束を図れ。」という意見も見られます。私はこれも違うと思います。譲歩の内容にも依りますが、譲歩して、やった者勝ちの結末になれば同じ様な野心的行動が今後発生しかねません。
だからと言って、今後の世界秩序の為にウクライナは絶対に折れるなと私たちが言えるものでもありません。一方で、ウクライナ側にばかり譲歩を求める方が居ますが、なぜ被害を受けている側に譲歩を求めるのか理解に苦しみます。

日本から私ができる事は微々たる事かもしれませんが、募金活動等を中心にできる事を続けていきたいと思います。