こうぬま用水に暮らしていた河童の中の人の一人です。

現在仕事の関係で、長野県安曇野市で暮らしていまが、新型コロナウイルスの影響で、長い間埼玉県に帰ることができていません。

このたびブログに掲載許可をいただいたので河童の森を思いながら安曇野の様子を紹介します。

安曇野の田んぼです

北アルプスを望む安曇野にもたくさんの田んぼがあります。

その中にいくつもの水路が交差しています。

細い水路にも名前の看板がついています。

水路はコンクリートで護岸されていて流れが速いです。

安曇野は水が地面にしみやすい土地で、昔から田んぼの水を確保するのに苦労したそうです。

 

田んぼの中には、河童の森のようにザリガニはいませんが、たくさんの生き物がいます。

これはホウネンエビです。

5月から6月になると手で簡単にすくえるほど出てきます。

カエルもたくさんいます。

6月から7月くらいには、オタマジャクシから小さなカエルになったばかりの個体がわらわら見られます。

水生昆虫もいます。こちらはコオイムシです。

オスは卵を背負って生まれるまで守ります。

ちょうど卵を産んでいる姿をみることができました。

コオイムシは農薬に弱いそうです。

安曇野では減農薬栽培の田んぼもよくあるため、コオイムシも暮らしていけるのかもしれません。