皆様こんにちは
バードトレーナーの
まっすーこと増田です
我が家のアケボノインコ 藍翔（あいと）について
呼び鳴き矯正の実例として取り扱っている
「藍翔の呼び鳴き矯正日誌⑤」
を、書いてまいります。
⑤の今回は、④に引き続き、
藍翔への「呼び鳴き対策の経過」です。
現時点での成果や課題と、それを踏まえた
さらなる対策についてをお伝えします。
そのため、②、③の対策を知らないと、
少し分かりにくい内容になりますので、
未読の方は是非、ご覧になってから
このブログをお読みくださいませ🙇
今回は③の対策についてのみになります。
呼び鳴き矯正日誌③はこちらから
相変わらず文字数多めです💦
では本文いきましょう
掻いての気持ちがすれ違う2羽です
◇代替行動に対する経過
問題行動の呼び鳴きから、
許容範囲の呼び鳴きに変換する対策です。
藍翔はもともとは、ほぼ鳴かない、
鳴いても、ゴニョゴニョ響かない声質なので、
ウロコインコたちの声を真似して出している、
ある程度大きいけれど、うるさくない鳴き方を
許容範囲の呼び鳴きに設定しました。
許容範囲の呼び鳴きが聞きとれず、
適切な反応を返せない事態を防ぐためです。
はじめは、藍翔が呼びたい気持ちで鳴いている声ではないので、傍に行くと少し不思議そうな顔をしていました
そのうちに、こちらの意図を理解したのか、
試しに声を出して、反応を見る様子が見られ、
自ら正解を探すような鳴き方をし出しました。
対策の紹介のときにもお話しましたが、
このときが最大のチャンスです
藍翔の要求と、トレーナーのして欲しいことが合致しているので、すぐに反応します。
行動（許容範囲の呼び鳴き）と
結果（トレーナーが来る）が直結するほど、
早く学習できますし、定着しやすいです
こうやって学習してくれつつも、
トレーナー側が反応できなかったりしますし、
問題行動の呼び鳴きは簡単には収まりません。
呼び鳴きはもともと、鳥さんの種類ごと、長い間育まれ活用されてきた、仲間とのコミュニケーションです。
仲間だと思われているからこそ呼ばれるのですが、人間と暮らしをともにするがゆえに、問題になってしまっています。
人間側だけの都合で鳥さんを変えるのはそう容易ではないですが、
ともに生きるために、こうして欲しいよ を
根気よく伝えていきましょう
トレーナーもまだまだ、問題行動の呼び鳴きを使わせてしまう事もありますが、以前に比べて、許容範囲の鳴き声を多く使おうとしてくれている様子が見られています。
今後も、よく褒めて、許容範囲の呼び鳴きの定着に努めます
◇静かな時に構うことに対する経過
静かに過ごしている時に褒める、
呼び鳴き抑制の対策です。
日常の特段呼び鳴きをしたいわけでもない時、
普段なら呼び鳴きが出てしまう時、
大袈裟に藍翔を言葉で褒めたところ、
呼び鳴き発生までの「間」が開き、
呼び鳴きしたいのを我慢できる時間が延びるといった効果がありました。
距離があっても、藍翔と目を合わせながら、静かにしてくれて嬉しい気持ちを声に乗せて伝えると、特に効果的でした。
ただ、割と頻繁に声かけしていまして😅
そのせいで手元の作業に集中できないので、声かけ頻度がもう少し減らせるように、藍翔の限界スレスレを見極めつつ、続けてまいります。
自分の作業に集中してしまい、
とても長くいい子にしていられているのに、
声かけを怠ってしまうこともしばしば
これが、静かな時を褒めることの難しさの一因でもあります。
大きな声で鳴かれると、どんな生き物も
思わず音のする方を見てしまいます
この反応の速さが、
人にとって都合の悪い学習を助長します
静かであることには、意識しないと注意を向けられないのが普通ですので、問題行動の呼び鳴きに悩んでいる飼い主さんは是非、静かな時間に注目し、愛鳥さんを褒めることに尽力してみてください
長々とお付き合いありがとうございました🙇
今後も進展があり次第ブログにしていきますので、
よろしければ見守ってください
さて！気になる次回の
あけぼの通商店街事務所販売会は
7月14日(日)13時〜17時です
トレーナー増田もスタッフとしております
さらに次の7月28日は不在の見込みなので、
トレーニング関係の御用の方は次回にいらしてください。
それでは、また✨
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました♡
愛鳥さんと飼い主さんが
いつも幸せな日々を過ごせますように〜。
＊＊＊
バードトレーナーの増田でした