藍翔の呼び鳴き矯正日誌 ② | こうのとりのブログ

こうのとりのブログ

横浜市神奈川区大口の鳥専門店「バードサロンこうのとり」のブログです^ ^
https://bird-lover.com


皆様こんにちは
バードトレーナーの
まっすーこと増田ですセキセイインコ青セキセイインコ黃

我が家のアケボノインコ 藍翔(あいと)の
呼び鳴き矯正実例として取り扱っている
藍翔の呼び鳴き矯正日誌
についてお伝えしてまいります。

藍翔の来歴や呼び鳴きに至った経緯はこちらから指差し



②の今回は、
藍翔に初期からしている「呼び鳴き対策
について、お話させていただければと思います。




呼び鳴きが始まってから、
トレーナーがどのような対応をして、
藍翔がどのように反応したか書き出していきます


注意いくつか注意点を注意
藍翔はトレーナーのウチのコなので、
実験的に、あえて効果薄いであろう対策を長くやってみていることもあります。
トレーナー自身の学習のため、今後のトレーニングに活かすため、トレーナーが責任を取れるウチのコの協力の下で対応をしている状態です。
そのままご自宅の愛鳥さんにフィードバックすると、対応方法や対策期間で、不用な大変さを味わうことも考えられます。
バードトレーニングは、大まかな対応方法の基本はありますが、特に問題行動においては、愛鳥さん毎にオーダーメイドで対策を行うことが大切です。
注意以上、ご了承ください注意



では、対応について書いてまいりましょう鉛筆

藍翔とあまり親しくない家族には、
基本呼び鳴きしている時は完全に無視
静かなときにだけ、気が向いたら構って欲しい
とだけ伝えて実行してもらっていますOK


藍翔が呼び鳴きで呼んでいるトレーナーは、
呼び鳴きするシチュエーションで、
以下の対応をはじめました。


◇呼び鳴きをする前段階で
声をかけながら藍翔に近づき、
藍翔が喜ぶこと、
おやつをあげたり、掻いたりします🦜

ねらい:呼び鳴きの発生抑制

こうすることで、
そもそも呼び鳴きはしなくていいし、
呼び鳴きをしない方が飼い主は構ってくれる
と、藍翔に学習してもらいます。

噛み癖のブログでも少しお話しましたが、
問題行動を発生させないことも、
大切な問題行動対策です上差し



◇呼び鳴きが始まったら
①藍翔の視界から全身を隠します。
②鳴き止むまでは、決して姿を見せません。
 動かず、音も立てず、声も出しません。
③鳴き止んで5秒以上経ってから静かに動き出し、
 視界に入る位置に顔を出します。
④全身を出し、静かに近づき、声をかけます。
⑤おやつを与えたり、掻いたりして褒めます

トレーナーの動きに反応して、
また呼び鳴きを始めたら、
①からやり直しですえーん

ねらい:呼び鳴きに対する負の罰

こうすることで、
呼び鳴きで呼んでも飼い主は来ない
呼び鳴きをする = 飼い主が消える
と、藍翔に学習してもらいます。

この対応は、よく対策としてあげられる、
無視を実施している状態です。



呼び鳴き初期から上記の対応を始めたものの
藍翔は、
 前段階の隙間なく呼び鳴きする
 なかなか鳴き止まない
 対応途中で鳴く
といった反応を見せました。

ひと月弱、上記のみで対応しましたが、
正直効果は実感できませんでしたショボーン

藍翔自身、トレーナーを呼ぶための試行錯誤中ですし、多少、消去バーストも出ていたと思われます。


そしてなにより、
トレーナーを呼ぶ方法を
藍翔に教えていないのも、
呼び鳴きが収まらない要因だと考えられます。


無視だけではやはり上手くいかないので、
藍翔に合わせたトレーニングができるように、
この後も、試行錯誤を重ねていきました。


長くなってしまったので、いったん区切りますね。
よろしければ、今後も見守ってください。


さて!待ちに待った次回の
あけぼの通り商店街事務所販売会

6月9日(日)13時〜17時ですオカメインコ

トレーナー増田はお休みですので、御用の方はその次、6月23日に、お待ちしておりますねウインク



それでは、また✨
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました♡


愛鳥さんと飼い主さんが

いつも幸せな日々を過ごせますように〜。

***

バードトレーナーの増田でしたセキセイインコ青