トレーニング事例ご紹介 | こうのとりのブログ

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横浜市神奈川区大口の鳥専門店「バードサロンこうのとり」のブログです^ ^
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あけましておめでとうございます✨

 

そして、いつもお読みくださり

ありがとうございます。

 

バードトレーナーの

まっすーこと増田ですニコニコ

 

 

 

***

 

 

今回ご紹介するのは

 

「手乗り崩れになってしまった子に

ステップアップを思い出してほしい」

 

そんなトレーニング事例について

お話させていただきますキョロキョロ

(ここでの原因は、

手が怖くなってしまったことによるもの

と仮定してお話していきます。)

 

 

 

 

まず、バードトレーニングのご依頼を受けてから

お預かり当初2日〜5日ほどの期間は

 

愛鳥さん自身が、トレーナーという人間と

環境に慣れてもらうところから始まりますセキセイインコ黄

 

 

飼い主さんが初めて愛鳥さんを

お迎えしたときとおんなじですね(*´꒳`*)

 

ただ、お迎え後にゆっくり

慣れてもらえればOKな飼い主さん

 

決まった期間(基本2週間)で

トレーニングを目的とした

トレーナーとの関係は全く別モノですから

トレーニング自体はお預かりしたその日から

すぐに開始していきます。

 

 

この期間は

トレーナーという人間を

見慣れてもらうと共に

 

・嫌なことをする人間ではないこと

・コミュニケーションを取りたいこと

 

を、愛鳥さんに

まず知ってもらうトレーニングです。

 

 

そして、愛鳥さんの人に対する反応次第ですが

ケージ越しだったり、放鳥しながらだったり

愛鳥さんのペースに合わせてコミュニケーションを図ります。

 

愛鳥さんがトレーナーから渡した

おやつを食べてくれることを目安に

安定しておやつを受け取ってくれるようになったら

本格的なトレーニングの開始ですウインクキラキラ

 

 

(また、トレーナーに慣れてもらうことと同時進行で

手に乗ってくれない原因も探っていきます。

たくさん声掛けをしながら、通常トレーナーが自宅の鳥達にしている接し方や、

飼い主さんから事前にお伺いした内容に基づいた、様々なアプローチで反応を見ます。)

 

 

今回のケースの愛鳥さんは、

トレーナーの手から逃げ回ってしまうことでしょう。

 

愛鳥さんの反応から、手を怖がって

手に乗らなくなっている事がわかりますから

 

「どんなふうに怖がっているのか」

「どうすると怖さが減るのか」を把握

 

怖くないことを教えるために、

逃げない距離感を測り、少しずつ、距離を縮めていきます。

 

手がそばにあっても逃げなくなったら、次のステップですOK

 

 

 

 

手への怖さが減少したら

手に乗るといいことがあることを教えていきますほっこり

 

「いいこと」とは、褒められることですおねがい

 

※トレーナーと愛鳥さんの関係の間では

おやつをもらえることです😂

(おやつは愛鳥さんの好きなシードを主に使用します。

愛鳥さんの好きなシードは飼い主さんからの情報や

トレーニング中に見つける場合もあります。

また、当然肥満の原因にならぬよう配慮し

おやつだけでなく、声で褒めることもしています)

 

 

そして、手に乗るといいことがある!

と覚えてもらったら

いろんなシチュエーションで手に乗ってもらい

手の上に乗るのが当たり前になるように

トレーニングをすすめていくイメージですおねがい

 

 

(トレーニング中には

その進捗も含め飼い主さんにお知らせするなど

情報共有も行っていますので

安心して預けられた、と喜びのお声も頂いています✨)

 

 

***

 

 

上記のような形で、トレーナーは

愛鳥さんへのトレーニングを行っていますおねがい

 

トレーナーは

愛鳥さんと飼い主さんの通訳のようなものセキセイインコ黄

 

と思って頂くと、

わかりやすいかもしれません^ ^

 

 

また、トレーニング終了後の愛鳥さんを見て

その変化にびっくりされる飼い主さんもいらっしゃいます目

 

 

しかし、以前のブログでお伝えした通り

 

トレーナーの元で覚えたことも、

飼い主さんとの意思疎通に役立たなければ

(飼い主さんとのやり取りがうまく行かない、

ちゃんと出来たときに褒めてもらえない、、etc)

 

愛鳥さんはその共通言語を使わなくなりますし

飼い主さんからの合図に反応しなくなってしまいますえーんえーん

 

 

トレーニングから戻ってからが

いちばん大切なのですビックリマークビックリマーク

 

 

トレーナーはあくまでも

通訳でしかありません。

 

対話したい、関わり合いたいという

飼い主さんと愛鳥さん双方の想いとやりとりがあるからこそ

共通言語はお互いの橋渡しをしてくれる

コミュニケーションツールになるのです。

 

 

そのためには是非

たとえ少しの時間であっても

楽しくトレーニングを続けて頂けたらと思います照れ

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みくださり

ありがとうございました♡

 

 

愛鳥さんと飼い主さんが

いつも幸せな日々を過ごせますように〜。

 

バードトレーナーの増田でしたニコニコ