こんにちは晴れ



やっと秋の陽気になって朝晩は肌寒いくらいの日もおる関東です🍂



今日で18w5dです。



この前の土日のことですが、里親研修施設研修に行って参りましたビックリマーク

(宿泊ありで2日間です)



5月に座学の研修を3日間受けてから、お盆前に施設研修の候補の打診の連絡がありました。



私たちは実子もいることもあり、乳児院ではなく児童養護施設を希望していました。



本当は夫婦二人一緒に受けて欲しい施設が多いそうですが、息子の預かり(うちは祖父母であっても、じぃじばぁばだけで預かってもらうことは万が一の安全のため等を考慮してしていません)の問題や、2日間なので夫と合わせて予定を調整しにくいことなどを踏まえて、元々夫婦別々での研修を申し出ていました。



ほとんどの研修施設は、事前に健康診断検便胸部レントゲンが必要なのですが、妊娠中はレントゲンはできないこと、私の体調面での懸念、子どもたちと触れ合う中での安全面でのことなどもあり、安定期を待って体調の変化も含めて検討した結果、私(妻)の施設研修は今年度は見送らせてもらうことに決めました。



座学研修を受けてから有効期限として2年以内に施設研修を受ければよいことを児相に確認しているので、無事に出産できたら来年度、受講したいと思っています。

(施設研修の後、児相の家庭訪問や調査があり、里親の申請という流れになります。)



夫がお世話になった児童養護施設ですが、家からは県内ですが車で2時間ほどの風光明媚な場所にあり、元々学校だった建物を改装してできた施設とのことでした。



詳細は書けませんが、子どもたちは30人ほどで、スタッフも夜勤や交代があるので大人も同等近く配置されており、(かなり手厚いです)



研修では1日目が幼児クラス、2日目が児童クラス。

食事も思いのほか美味しくて、子どもたちも先生も頑張っている印象だったとのことです。



しかしながら、生活している子たちのほとんどは虐待が理由で親と離れている子たち。



夫が胸が、きゅーっとなったエピソードとして、幼児クラスのときにお膝に3人くらい順番にのせてあげて遊んでいたときのこと、



「ねぇ、パパって呼んでいいの?」



と言われて、切ない気持ちになったと言っていました。



わずか1日の触れ合いでも、そう呼べる存在を求めているんだなぁと。



そして、実親はというと、(里親には渡したくないし親権は失いたくないけど)子どもが成長するにつれて面会もほとんど来なくなり、更には音信不通になってしまう親も多い、という現実もあるそうです。。



子どもたちに本当に罪はなく、被害者であり、守られて必要なケアを受けるべき存在。



そしてこれらは基本的に全て公費で賄われています。



(育てておらず費用も負担していない、しかも人の手には渡したくない、という)実親の現状には大きな疑問を感じますし、何よりそれでも「いつか親が迎えにくるかもしれない」と思っている子どもたちが本当に可哀想でやるせないな、と…。



実親と対立関係になっても何の解決にもならないですが、親権を維持したいならせめて一定の費用(普通に子育てしていたら養育費はかかるものですし)を負担するとか、連絡がつかなくなったら一定の年数で親権を止める、など、やりようはあるのではないか、と感じました。



今後も、里親制度への理解を引き続き深めていきたいと思います。