前回、名古屋駅西のビックカメラ近くにある占い屋、感気占という占い記事を書いたが、昨日久々に行ってきた。
相変わらず、そこの占い師のおじさんは電気、ガス、水道は使っていないそうだ。最近では、携帯電話も使っていないそうだ。電気を使っていないので充電出来ないという理由もあるようだ。まるで、仙人のような生活なさっている。それでいて、元気そうだから恐れいる。
そんな訳で、店内(と言っても映画館が入っているビルの2階に通ずる階段の下でやっている)の明かりはなく真っ暗に近い。
私が占ってもらったら、ローソクの火をつけて、懐中電灯の明かりを頼りに手相を見てくれた。
帽子を被って、ひげをはやし、和服っぽい格好をしているので、昭和時代の街占占い師といった感じで、昭和時代の占い師が登場するドラマのロケをさせたら、すぐにでも出演可能な風貌でなかなかサマになっている。
さて、鑑定中、風でローソクの火が消えそうだったので、ローソクは奥において、懐中電灯の明かりのみで鑑定だ。行った時間が夜の9時すぎだったし、電気は止められているので当然暗い。まあ、しかし、ミニストップが道路隔てて目の前にあるし、近所は食べ物屋や居酒屋、ラーメン屋などある駅西銀座商店街の中なので回りは明るいし、人通りはそこそこあるので寂しいといった場所ではない。すぐ隣は映画館だし。
それで、私は右手をだして、占い師は私の手から気がどれくらい出てくるをチェック。最初は「ちょっと弱い」と言われたが、すぐに「出てきた」と言ってくれた。最近は体調が悪かったので、何かそこで得られるものがないか期待していた。
後日、体調は期待通りによくなりつつある。占い師のおじさん曰く、ここの占いは「感気占」というくらいだから、客の気を引き出すのが僕の役目とのことらしい。自分で気を出せるようになれば、健康的になれるようなことを言っていた気がする。
次回来たら、無料で気を出してくれるような事を言っていた。
店の中に座れば有料だが、立ち話のついでに気を出すことくらいなら無料のようだ。
ちなみに鑑定代金は「いくらでも結構です。」とのこと。なので、鑑定料金は客が決める事ができる。
数ヶ月前にそこの前を通ったら、「1000円プラスご随意、お金がないときはワンコインでもOK」と張り紙があった。昨日は張り紙はなかったが、相変わらず良心的でぼったくりの心配はないようだ。
占い終了後に、雑談をした。
JC(青年会議所)のOBとのこと。かつては沢山の会社の経営をしていて、従業員を抱えていたようだ。
あと、「今年の夏が生きれるかどうか分からない。熱中症対策が大変ですわ。上に行くと業務用のエアコンあるんですが、動かないものね」と話していた。昼間は冷房の効いたパチンコ屋さんで過ごしているとのこと。
話題の途中でうなぎの話になったら、三重大学農学部の出身でうなぎのことにも詳しいことが判明。
最後にスマホの電話番号を聞いたのだが、今は電気が止まってるせいか充電できる環境ではないし、使用していないとのこと。
営業時間はだいたい夜の18時か19時から深夜1時か2時までとのこと。ほとんど年中無休。年に1回~2回、北陸の寺に修行にいくとのことだ。
まあ、だいたい夜に行けば会えそうだ。
おんとし71歳。まだまだ現役で頑張って欲しいところだ。
ちなみに生活保護についても話題が登った。「30代、40代で生活保護なんて、あんなのは・・・・・・・・・」とややご立腹の様子だった。
この占い師のおじさんもどうやら、生活保護を勧められたらしいが断ったみたいなことを言っておられた。
生活保護を受けずに電気・ガス・水道・電話もない状況で夏場クーラーもなしで眠るのだから、恐れ入る。
私に対して「せめてブレーカーを切りなさいよ。水道の栓を閉めなさいよ」なんて言われてしまった。
まあ、こんな人が多数いたら、地球温暖化防止や国の財政も多少はよくなるんだろう。
なんせ、都会にいながら、仙人のような生活なのだから。
占いをやっている最中に杖をついた近所のおばさんが差し入れとメロンを占い師のおじさんに渡していた。
関心ある方は是非夜にでもいってみると面白いだろう。
占いの世界では、男性占い師では銀座の父とか、沖縄の父あたりが有名だが、名古屋では「名古屋の父」と呼ばれる占い師は聞いたことがない。
平成の世、21世紀という文明の発達した時代で電気、ガス、水道、電話を使わない占い師こそ、「名古屋の父」と呼ぶにふさわしいかもしれない。