過去のブログで何回か取り上げている梵字
ですが聞かれる事が多いので改めて特集し
ます。
交野山山頂観音岩西側壁面に縦横2m以上
の梵字が一文字彫られています。石仏の道
からでも確認出来る程の大きさです。
聖観音を意味し「サ」と読むようです。
「寛文六丙午年吉祥日京都猪熊荒神三宝寺
法印實傳」と梵字の下に記されています。
350年以上経ってもキレイに残っています。
南側にある梵字は「ウン」と読み三宝荒神
という意味らしいです。
北側の梵字は目に付くので簡単にご覧頂け
ると思います。「ア」と読み大日如来を意
味するとのこと。
源氏の滝にある梵字は苔や樹の根で見づら
いですが「カーン」と読み不動明王を意味
するそうです。
この梵字はあまり知られてないようです。
石仏の道の磨崖仏や観音岩の梵字など古よ
り信仰の山だったと伺えます。