この時期、くろんど園地で見逃せないのが八つ橋のミズバショウ
カタクリ園のもちろんカタクリですね。すでにかなりの花が咲いて
います。今年は色んな種類の花の開花が早いようです。
カタクリはユリ科カタクリ属に属する多年草。古語では堅香子
(かたかご)と呼ばれていたとあります。かつて鱗茎から抽出した
でんぷんを片栗粉として調理に使用されたそうです。
早春に地上に現れ花が咲き、枯れるまでがひと月ちょっとらしい
です。開花時期も2週間ぐらいと短く、スプリング・エフェメラル
(春の妖精)と呼ばれているようです。2月頃見た時、何もなかった
気がします。
カタクリの生態は一般的にあまり知られていないことが多いよう
です。発芽してから花が咲くまで7,8年かかるらしいです。
葉が1枚から2枚目が出てから花が付くとあります。
このカタクリ園も数年前、出来てから毎年、可愛らしい姿で見る
人を癒していると思います。これかも絶えることのないよう大事
にしたいものです。
カタクリ園のとなりにある八つ橋のミズバショウも見頃を迎えて
います。白い花に見える仏炎苞は葉が変形したもので花弁では
ないそうです。
ラクウショウの樹がある八つ橋と呼ばれる渡り廊下のような橋で
奥まで行き、近くで観察できます。今日3月29日の撮影です。
白いものが目立ちます。
近くでご覧になってた御夫婦はこれ程の近場でこれだけの
ミズバショウを見れるとは感激されていました。
ショウジョウバカマの花も咲き始めています。