山の恵み、秋冬の木の実。 | 視界良好!交野山

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交野山付近の山歩き、四季を通じて動植物の観察、撮影
観音岩からの眺望など思うままに記録し紹介しています。

山の恵みは春夏だけではなく、秋冬も、色んな木の実が有ります。

今の旬の話ではないですが、先日の春夏の続編です。

9月下旬頃からミツバアケビの薄い紫色の実が高い樹にタワワ

に実っているのをよく見ます。食べ頃になると縦に割れて来ます。

種が多く、食べづらいものの甘くおいしいです。

シバグリの実も9月下旬頃から食べ頃になります。イガが色付き

割れ始め、中の栗が顔を出します。自生している野生の栗で粒

は普通の栗よりだいぶ小さいですが、味は同じように思えます。

オニグルミの実です。ふれあいセンターの西側の斜面に2本の

大きい樹が有ります。毎年9月頃、たくさんの実が成ります。最近

はリスがこの実を目当てにやって来ます。

11月頃、食べ頃になるシャシャンボの実です。味は甘酸っぱく

ブルーベリーに近い味です。小粒ですがとても美味しいです。

観音岩横のシャシャンボの樹は毎年、多くの実が付いていました。

木の実と言うより自然薯の葉の根本につくムカゴとよばれる肉芽

です。地中1m以上深い所の芋部分を採取するのは大変ですが

ムカゴは比較的、簡単に採れます。炒ってまぶす軽く塩をまぶす

だけで美味しいです。ムカゴ御飯もいいですね。

10月下旬頃から見られるカマツカの実です。花は4~5月頃、白い

小さな梅のような花を咲かし、秋に赤い実が付きます。味はリンゴ

のような感じでしょうか。

よくヒノキ林の近くでフユイチゴが群生しているのを見ることが

有ります。12月頃から小さい赤い実を付け実っています。ただ

熟さないと酸っぱかった記憶が有ります。