しばらく間が空いてしまいました。

 

気がつけば、今年ものこりわずか。早いですね。(*^^*)

去年の12月からブログを書き始めてもう1年たちます。

 

相変わらず書くのは遅いし、何度読み返しても、文章が上手くならないのですが、

とにかくなんとか続けていこうと思います。

 

間が空いてしまったのは、

先月、突然父が亡くなったからなんです。

 

こうのふくを応援してくださる皆さまには、メールなどでお知らせさせていただきました。

 

父は認知症から寝たきりになり、ここ数年は胃ろうになり、発語も無くなり、

いつ何があってもおかしくない状態ではありました。

 

施設には月数回顔を出していましたが、

最近は寝ていることも多かったです。

 

でも、特に体調が悪いということもなく、何の予兆もありませんでした。

 

 

ただ、

なぜか父が亡くなる数日前は、仕事がすごく忙しくて、

「仕事を片付けたらちょっと休もう」と思って、

数日予定を入れてなかったんです。

 

虫の知らせだったのでしょうか。

ひととおり仕事が片付いて、夜11時ころ、

仕事部屋で、父のいる施設から送ってこられた一番最近の写真を眺めていたら、

電話がなりました。

 

「お父さまが、呼吸をされていないようなんです。」

 

・・・それは、今ちょっと呼吸がとまっちゃったみたいだけど、

もしかしたら、また息するかもしれない・・・ってこと??ですか??

 

と、一瞬都合の良い考えが浮かびました。

でも、そんな感じではないことは明らかで、

 

覚悟していたのに、

やっぱり情けない声が出てしまいました。

 

 

夜中に父のいる施設に着いて、

顔を見た瞬間、

 

ああ、

苦しまずに

眠るように

逝ったんだな

 

と、確信できました。

 

 

父は生まれてすぐ、母親が亡くなり、苦労してきた人です。

文字もほとんど書けませんでした。

でも、気持ちが純粋で、仕事に一生懸命で、人に好かれる人でした。

 

人は亡くなるとき、

その人の真の姿になるんだと思いました。

 

 

次男も

父も

寝たきりで過ごした数年間、

どんな思いで過ごしてきたんだろう。

 

私は、

少しでも

何かできたんだろうか。

 

次男にも

父にも

まだまだしてあげられる事があったんじゃないか。

 

 

いろいろ思うことは尽きませんが、

二人のおかげで、私は

こうのふくを始めることができました。

 

こうのふくを続けていくことが、

介護が必要な方に、少しでも喜んでいただけることが、

きっと生まれてきた意味なんだろうと思います。

 

これからも

きっと辛いことも、しんどいこともあるでしょうが、

今の気持ちを忘れないために、

ここに書き留めておきます。

 

 

頑張ります。

 

 

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