運のいい人は、
感情を隠さない。
「空気を読む」
「大人の対応をする」
「忖度する」ということは
悪いことではありません。
その場を収めるために
自分の感情を抑えて、相手や周囲のご意見を受け入れ、
みんなで引きつったような笑顔を作る。
どうでもいい現場ならそれで受け流せばいいけれど、
どこでもいつでもだれとでも
その場の状況観察しながら態度を変えていくことをしていると、
だんだんと自分を見失ってしまいます。
喜怒哀楽がはっきりしている人は、わかりやすいので
味方が増えるし、
逆によく思わない人がいても
その人たちはしっかりと敵意を示してくれます。
どんな人でも
味方と敵は半々です。
認識できたほうが生きやすくなります。
自分を受け入れる、
そのために自分の感情に素直になる。
自分を受け入れたとき、運がついてくるようになります。
「人ってさ、長所で尊敬されて、
短所で愛されるんだよ。
だから、どっちも、大事なんだよ。」
森沢明夫『癒し屋キリコの約束』