「物語の話」逐語
何故「物語」「ストーリー」があるのか?「自我」が「自我」の不安の補完のために作り出しているからです。「我が身」に委ね任すことを知らない伝統的「刷り込み⇒刻印付け」現象が生成しているからです。
参考動画
公開用「物語の話」11分2024年6月8日
逐語は下記のブログにも掲載しています。
「Dr・4部作」と「物語の話」2024-06-08 09:04:59
「物語の話」の逐語⇒「意識現象の循環」検証証明 何を感じるかは「受け手」しだいです。
現代の場面
博士:よさないか、今はやめろ、お前に、とても大事な話があるんだ
なぜ、人は永遠に生きたがる?不死など悪夢だ
娘:12歳の子ども扱いされるのが悪夢よ、見て、この胸、誰もだまされないわ、足首のこの鈴も外して、誕生日のウソはウンザリ
博士:黙って、話を聞け、手遅れになる前に話したい、
ある冬の夜、
娘:時間がかかる?
博士:かなりな、何年も前、何世紀とも言うべきだな、
信じられんだろうが、わしが若い僧だった頃、ある人物がわしを訪ねてきた
会わなければよかったと思う男、誰であれ、会いたいとは思ってはならぬ人物だ
「鳥の象徴化」見事、風を治め、嵐を支配し、星に軌道を回らせ、地球を時点に乗せた、
スチュワート隊長は、横たわり、目を閉じ、恐ろしい夢をみた、
頭巾をかぶった男が馬で雪の平原を走って来る夢、隊長は目を覚まし、
悪魔:ここで何やっているんだ?
博士:永遠に続く、話をしている、
悪魔:つまり、何のことだね?
博士:この世界を持続させる物語だ、物語なしには、何も存在しない、
悪魔:何も?それでは、語るのをやめたら、この世は存在しなくなるのか?
博士:簡単に言えばな、
悪魔:信じているのか?
博士:語り続けるのが使命だ。
悪魔:あきれた奴だな、すぐに反証できることを信じるとは、
博士:そうわ思わん、
悪魔:試そう、⇒魔法のラッパ状から見えない光線を発すると「口がつぼまり、話ができなくなる」⇒僧院の僧侶たちが功力を失う、
博士:よせ、やめろ?
我慢の限界に達した隊長は、いかなる悪の力も、我々の冷静さを、打ち砕くことは、
悪魔:どうだ、物語はとまった、誰も語っていない、だがこの世はある、火は燃えているし、雪は降り、風も吹き続けている、何ひとつ変わらない、元気を出せ博士、
下らん使命から解放してやった、持てる力を他のことに使え、例えば、買い物に行くとか、楽しめ、外国語を習ってもいいし、船で旅に出ろ、⇒鳥のフンが悪魔の肩に落ちて来る
博士:笑う
悪魔:クソッ、チクショウ
博士:鳥の糞はメッセージだ、あの鳥は使者だよ、想像もつかんと多い所から来たのだ
今、わかった、はっきりと、我々だけじゃないんだ、この世のどこかに別の誰かがいて、別の物語を紡いでいる、大河もの、ロマンス、予期せぬ死の物語・・・何であれ、この世を持続させている、だから、われわれも存在する、物語をとめることはできない、
悪魔:説得力のない仮説だ、
博士:そうは思わん、
悪魔:あんたは賭けをするタイプじゃないだろ?
現代の場面
博士:つまり、あれが悪魔との初めての賭けだった、わしと奴とのどちらか、最初に12人の弟子を集めたほうが勝つ、奴の論点は、危険や恐怖は必要悪で、無知は幸福をもたらす、
わしは、想像力が人生を大きく変え導いてくれる、厳しい戦いだったが、わしが勝利した、
賞品は、何より欲しかったもの、永遠の命だよ、永遠の苦痛だ、奴はわしを騙し、わざと勝たせた、時代を見越し、いつの日か、誰も物語を聞かなくなることを知っていた、
わしの傲慢さの代償だ、忘れられ、行き場を失い、孤独、絶望の底、
馬車が止まった
娘:続けてよお話を、
博士:また別の日に、何かあったな、見てこい、
娘:どうして、いつも、お話の途中でやめるの?
博士:タロットカードをめくると「吊らされた男の図」
「物語」「ストーリー」は話を変えれば変わります。「自我機能同期」では「話を変えればいい事」に気づかないまま循環しているのが現実現象です。
今日も不平不満の「ジマンジ(自慢自)」のお話し会で憂さ晴らし、「メディア情報」「インターネット情報」の毎日です。⇒「自慢時」を「自慢自」に訂正