「織本順吉の世界観と人新世」 | 「生身感覚同期」⇒「写楽」

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「光還元⇒自然同期」の「気づきの促し」⇒「ウツシ」「転写」「翻訳」の働き作用 「写楽」とは「転写」を楽しむ事です。

「織本順吉の世界観と人新世」

「人新世(じんしんせい)」とは人類の地質学から見た21世紀文明⇒環境破壊の世紀の事です。⇒「ひとしんせい」とも訳す。

 

お薦めテレビで紹介した「老いてなお花となる」の完結編みましたか?

老いてなお花となる 俳優・織本順吉 遺品整理編 NHKオンデマンド視聴可

[BS] 2024年06月15日 午後11:10 午前0:40 (1時間30分)

俳優・織本順吉が老いと向き合い、92歳で亡くなるまでを描いた「老いてなお花となる」。3部作は娘の撮影による実録ドキュメントとして評判を呼んだ。その織本が残した膨大な遺品がある。遺品整理から浮かび上がってきたのは、家を顧みない男の身勝手な生き方、その陰で息を殺して生きた妻の苦悩だった。夫婦とは何か?親子とは?人生とは?数々の疑問を胸に娘は再びカメラを回す。心を揺さぶるセルフドキュメンタリーの完結編。

 

「織本順吉」 3部作の放送⇒「自我機能同期」の世界観の実例です。

-BS1スペシャル老いてなお花となる~織本順吉 90歳の現役俳優

[BS1] 2023年03月19日 午前8:20 ~ 午前9:09 (49分) 2017年9月21日

 

-BS1スペシャル老いてなお花となる第二章~俳優・織本順吉92歳

[BS1] 2023年03月19日 午前9:09 ~ 午前9:58 (49分) 2019年3月3日

 

-BS1スペシャル老いてなお花となる最終章~俳優・織本順吉 父と娘最後の記録

[BS1] 2023年03月19日 午前9:58 ~ 午前10:50 (52分) 2020年3月15日

 今回の放送はNHKオンデマンドで放送されます。録画・見逃しの方はご覧下さい。

 

生物個体種「人間(ヒューマン)」の意識現象の終末観が映像として残されています。

誕生から臨終までの「自我機能同期」の世界は、誰でも同じ「写し」「転写」「翻訳」の現象化である事がわかります。特に織本氏自身が「役者」であった事が見る者を身近に感じさせるからです。

私たちは誕生後に「役者・俳優」を演じているのです。その証拠が「私」「自分自身」の「名前・名札・肩書」なのです。

生物個体種「人間(ヒューマン)」の意識現象は誰でも同じという事です。

 

織本順吉氏のドキュメンタリーの翌日、同時代的現象として「倉本聰・富良野にて~創~」2024年6月16日が放映されていました。

方や「役者」、方や「作家」、「自我機能同期」の世界を生成してきた「人間ドキュメント」でした。

また再放送として「ヒューマンエイジ 第1集 人新世(じんしんせい)地球を飲み込む欲望」が16日早朝に再放映されていました。2023年6月11日放送。倉本聰の対談で語られていた内容とも重なる事でした。

3本の番組は、「タイミング同期」している「シンクロ・リンク現象」として視聴する事ができます。

「人新世 地球を飲み込む欲望」では、

「人新世(じんしんせい)」⇒Anthropocene(アントロポセン)⇒「ウィキペディア(Wikipedia)」

ノーベル化学賞受賞者のドイツ人化学者パウル・クルッツェンとアメリカ人生態学者ユージン・ストーマーが提唱した「人類の時代」という意味の新しい時代区分。2000年に提唱

人類が地球の生態系や気候に大きな影響を及ぼすようになった時代であり、現在である「完新世(かんしんせい、地質時代の新生代第四紀の後半の時代のこと)」の次の地質時代を表している。⇒「人新世」

 

現代は「新生代・第四紀・完新世・メガラヤン期」などさまざまな呼び方がされており、最後の大氷河期の後、1万1700年前に始まり現代まで続いていると言われている。しかし、産業革命以後の約200年間に人類がもたらした森林破壊や気候変動の影響はあまりにも大きい。そのため、次の地質時代を表す言葉として、人類の繁栄した時代を表す人新世が提唱された。

 

ユヴァル・ノア・ハラリの未来予測と重なる番組内容でした。 

「ホモ・デウス」とは、ユヴァル・ノア・ハラリの未来予測のキーワードです。

「ホモ・デウス」とは、「神のヒト」という意味です。 前著の「サピエンス全史」で、歴史学者であるハラリ氏は、取るに足らない類人猿だったホモ・サピエンスがどのようにして地球の支配者になったのかを描きましたが、「ホモ・デウス」では人類が今後、どこに向かうのかを考察しています。「自我機能同期」による予測です。

 

オッペンハイマーのドキュメンタリーは1950年代の地層の変化を呼び出し、1990年代の「映像の世紀」「写し・転写の世紀」をもたらせ「自我機能同期」による文明の終末をメッセージとして語ってくれています。2050年が転換期となります。

面白現象

VHS「Dr・フリッツの奇跡の生還」で語られているメッセージとも符合しています。

 

参考サイト

https://ideasforgood.jp/glossary/anthropocene/

参考図書

人新世の「資本論」斎藤幸平著

人新世の「資本論」 (集英社新書) 2020/9/17