「フラクタルの世界観」要約コメント | 「生身感覚同期」⇒「写楽」

「生身感覚同期」⇒「写楽」

「光還元⇒自然同期」の「気づきの促し」⇒「ウツシ」「転写」「翻訳」の働き作用 「写楽」とは「転写」を楽しむ事です。

「フラクタルの世界観」要約コメント

「現象化」は電磁波同期で、全ての意識体に同期しています。

日本で初めて「フラクタル理論」を紹介したテレビ番組です。高度な数学による現象化理論が一般化された時期でした。NHKの「映像の世紀」の放送とリンク・シンクロしている現象でした。現在は見ることができません。

 

数年前、何回か引っ越しする中でVHSからDVDに変換した動画を紛失し、出演者の高安教授に直接連絡し、お持ちでしたらダビングをしてほしいとの事をお伝えしたところ、高安先生もお持ちではないとの事でした。

改めて手持ちのDVDをチェックし直したら他の番組ドキュメンタリーと合わせて録画していたDVDが見つかったのです。放送時の完全版が出てきたのです。まさに「フラクタル現象」とはこの事、感動ものでした。

 

今回の公開は、生物個体種「人間(ヒューマン)」の意識現象⇒精神活動を知る上で大変貴重な動画でしたので公開しました。

「フラクタル」の知識があっても実際に日常では誰も使えない現実現象がありますが、何回か視聴すると「フラクタルの視点」から現象が自然に見ることができるようになります。

 

例えば、何回かお伝えしている「曼荼羅現象」「大日如来」の見方などは「フラクタル視点」からのお話しです。

実例⇒マンデルブロ集合」の基本図形」が「何故か、座禅姿に類似しています。写楽的に言い直すならば「大日如来」の「動画による曼荼羅現象」として見直すことができるのです。

また報道されるニュースでの「民衆」「大衆」行動等も「集団集合」として見る事ができるのです。全てが電磁波同期⇒自然同期の現象化であることがわかるのです。面白いです。

「言葉」「文字(イメージ)」遊びではありません。現象体感です。

 

未来潮流「フラクタルが新しい世界をひらく、複雑系を解く考え方」1996年10月5日

「フラクタルが新しい世界をひらく」- 複雑系を解く考え方 -

紹介する動画は、「BS1」⇒1996年(平成8年)10月5日放送⇒2時間(平成8年)28年前

「フラクタルが新しい世界をひらく」- 複雑系を解く考え方 -

東北大学教授 高安 秀樹・筑波大学教授 三井 秀樹
玉川大学教授 佐治 晴夫・南山大学教授 横山 輝雄
NHK解説委員 高柳 雄一

「フラクタル」とは

「フラクタル」とは「電磁波運動」であり「現象運動」による「見える化」を言います。

フラクタルとは何とかの数式〔Z=Zの2乗+C〕とかいうのから始まるのですが難しい事は抜きにして結論は、

自然界の具象世界は複雑多様に見えるけれども突き詰めていくと同一性・相似性の繰り返しから成り立っていると言うことです。「ウツシ」「転写」の循環運動です。
カオスとか混沌とかの予測の出来ないランダム性と、規則正しい同一性の繰り返しとの中間にあるのが「フラクタルの世界である」と言う見方です。

 

つまり、規則正しい同一性に「1/fゆらぎ」⇒「揺さぶり」が与えられて宇宙が成立したと考えられ、予測できる部分と予測できない部分があるところに無限性がある、という事です。

 

この事は、東洋医学の陰陽五行説を連想させます。大宇宙の中の小宇宙としての人体、その双方にある陰陽・五行という規則性と必ずしも一致しない相違、この小から大へと連なり大から小へと帰結する不可思議さから生まれたのが東洋医学体系です。

 伝統仏教用語の「宇宙即我」「一人一宇宙」に通じる概念です。

 

フラクタル理論が注目を浴びるようになったのはコンピューターで複雑な計算が短時間で出来るようになったからで、今日的な現象化なのです。「映像の世紀」だからです。

フラクタル思考は更に形の世界から時間の世界へも広げられると、宇宙誕生X億年の歴史が人体でも胎児の姿で再現されているという「見方」になります。

要素還元型の統一化によって「現象還元」による「世界」が「見える化」されて来ているのです。

 

「自己・非自己」「同一性」「相似性」と言う「現象」は常に「同時に在る」という事です。「破片」「分割」で「用語」が変わるだけの事で「現象」は「現象」として「在る」のです。このような「現象観」が「自己機能同期自然同期」の見方なのです。「物語」「ストーリー」は一切、ありません。身近な「我が身」が「フラクタルの現象化⇒現実化」なのです。

 

「我が身60兆の細胞同期」は「体感感知」する事が誰でも慣れればできます。

実例食物等の食べ物が口に入った瞬間「唾液」が自然に反射反応として起きてきます。「感じられる」 この時の現象化が「部分」「部位」で言うならば「口腔内」の事ですが、実際は「全身反応」として自然同期」しているのです。

「部分」「部位」の「破片」「分割」により「刷り込み」「条件付け」「上書き」され、「現実の現象」から「変換」された「言葉」「文字」の現象化しかすぎないのです。

「自己機能同期」すると「ウツシ」「転写」の「逆再生」が自然に可能となります。

今回のDVDの発見は「フラクタル」の「逆再生」として見る事ができます。「記憶の思い起こし」

「フラクタル理論・概念」は、1996年の「フラクタルが新しい世界をひらく」から28年経過していますが、相変わらず「対象化」「モノ化」「擬人化」「象徴化」しているだけで「ナマミのフラクタル現象」は「体感」できていないのが現実なのです。全ては「お話の世界」なのです。

ここからは難しい内容ですのでスルーしてもよろしいです。

フラクタル(fractal)とは、フランスの数学者ベノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念で、一部分を抜き出しても全体と似た形になる「自己相似性」を示すものを言います。

 

例えば、リアス式海岸線は、地図で見ると複雑に入り組んだ形状をしているが、その一部を拡大してみても、同じように複雑な形をしている。その複雑さの度合いは、フラクタル次元という量を通して数値化することができるのです。

特徴的な長さをもたない形の例は、積乱雲やコッホ曲線のほかにもたくさん知られている。たとえば、身近なものでは、海岸線や山の起伏や川の形などがそうである。実際、地図や航空写真を見ても、建物や道路などの人工的なものがない限り、その縮尺がどれくらいなのかは見当がつかない場合が多い。

それら以外にも、ある種の植物や、動物の体内にある肺や血管などの複雑に枝分かれした構造にも特徴的な長さはない。自然界に存在するものだけではなく、コンピュータによってもこのような図形は、たくさん作り出すことができる。

フラクタルとは、これらの、特徴的な長さをもたないような図形や構造、現象などの総称なのです。

このフラクタル(Fractal)という言葉は、マンデルブロ(Mandelbrot, 1924-2010)が、1975年に新しく作った言葉です。命名即

語源はラテン語の形容詞fractusである。この語の派生語であるfractional(小数の)やfracture(破砕)などの英単語からも推測できるように、fractusは、物が壊れて不規則な破片になった状態を表わしている。

したがって、フラクタルという言葉に対しても、小さな破片や大きな破片がたくさん集まったような状態を思い浮かべておけば、大きな誤解は生じない。

しかし、フラクタルという言葉は生まれたばかりであり、また、厳密な定義もないので、細かいニュアンスはフラクタルの専門家の間でも統一されてはいない。高安は、あまり厳密さにはこだわらずに、全体を通してフラクタルを浮き彫りにしていきたいと考えています。
 特徴的な長さをもつ形の大切な性質は滑らかさであることをさきほど述べた。特徴的な長さよりも小さな部分を滑らかに近似しても、全体の特徴を失うことはないからです。

これに対し、フラクタルは滑らかさを完全に否定している。いくら拡大してみても、元と同じように複雑なのであるから、接線の引きようがなく、微分が定義できないのである。つまり、フラクタルを考えるということは、どこでも微分が定義できないような形を取り扱うことを意味している。
 微分を否定することは、歴史的には非常に画期的なことです。それは、数学、物理学の歴史を振り返ってみても明らかである。古代エジプトにおいて始まった幾何学は、ギリシアで大きく開花したが、当時扱われていた図形はコンパスと定規によって描けるものだけであった。物体を投げたときの軌跡すら、線分と円弧の組合せで表わそうとしていた。もちろん、そこで扱われていた形は滑らかなものばかりであった。ニュートン以降、微積分と幾何が結びつき、より複雑な形を正確に表わすことが可能となった。現在においては、微積分の重要性はきわめて大きく、それなしでは物理学の大部分が基盤を失ってしまうおそれすらある。非常に美しく、一般性の高い理論として有名な重力の理論*でさえも、小さな領域では空間をまっすぐであると近似できることを、大前提としている。したがって、フラクタルはそういう理論体系にはなじまない。我々がこれから扱おうとしているフラクタルは、そういう意味で、まったく新しいものの見方を要求しているのです。

わかりやすく言い直すと「幾何学的思考」⇒「複雑系思考」の見方という事です。「デジタル思考感覚⇒生身感覚同期」の事です。⇒「自我機能同期」の方々にとっては難しい事です。

 参考ブログ

「フラクタル現象」2022-04-02 06:10:10

「自我機能同期」2022-04-04 05:46:24