「物語」「ストーリー」の現実現象 | 「生身感覚同期」⇒「写楽」

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「物語」「ストーリー」の現実現象⇒「物語」「ストーリー」

先般紹介した「草刈正雄」の現実現象です。⇒「過去の物語」

「個人・個別」で見ると「草刈正雄」の「物語」「ストーリー」ですが、同時代的現象として見直すと、戦後のアメリカ兵と日本人女性との間で生まれた、いわゆる混血・ハーフ・アイの子は当時の米軍基地のある都市部での社会現象でした。統計的には50人に1人と言われています。

私が小学生の頃1学年50名5クラスで、必ずハーフの生徒が1、2名いました。

黒人兵とのハーフ佐久川エルザちゃんとは小学1・2年は同じクラスでした。母子家庭でした。2年次に母親と沖縄に転居しました。⇒当時はパスポートが必要

当時、戦争花嫁と称され米国に移住した日本人は数多くいました。米軍基地のある横須賀では当たり前の現象でした。

70歳代を迎えたグループサンズ・タレントにはハーフがいた事を思い出します。山本リンダ・小山ルミ等がいます。

 

参考サイト

文春オンライン12/29(金) 6:12配信

「親父は朝鮮戦争で死んだ」はずが、草刈正雄」(71歳)がNHKファミリーヒストリーで元米兵の父と初対面で決意されるまで

https://news.yahoo.co.jp/articles/82eb403035b8a9962188a0b810d54b1fe3e0b1e8

 

参考サイト⇒横須賀ハーフ

米兵と出会った祖母のこと。大阪、横須賀、語られなかった強さと生き様の歴史

https://www.refugee.or.jp/fukuzatsu/lawrenceyoshitakashimoji03

「草刈正雄」参照の事⇒『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファミリーヒストリー 草刈正雄~初めて知る米兵の父97歳伯母が語る真実とは

[総合] 2023年12月28日 午前0:05 ~ 午前1:18 (1時間13分) 再放送です。

放送:2023年8月14日⇒録画予約が消去されていた。

生まれた時から母と二人だった草刈正雄。父は日本に駐留したアメリカ兵だが顔も知らなかった。母は「朝鮮戦争で死んだ、写真は焼いた」と多くを語らず死去。制作班は正雄の記憶にあった「ロバートトーラ」という人物を全米で探すが調査は難航を極める。半年後ようやく親族が判明。なんと父は朝鮮戦争から生還していた。父の容姿や性格、母との出会いも明らかに。「なぜ父は母のもとを去ったのか」父の姉が70年ごしの秘密を告白。

ファミリーヒストリー 草刈正雄特別編~アメリカへ 決意の旅路~

[総合] 2023年12月29日 午後9:00 ~ 午後9:45 (45分)

大反響を呼んだ8月放送番組の続編。スタジオで初めて米兵だった父の写真と対面した草刈正雄。その後葛藤を抱えながらも父方親族に会うため渡米。決意の旅路に密着する。長女・紅蘭は勇気を振り絞っての渡米だと明かす。日本の国旗を掲げて迎えたいとこの気遣いに表情が和む正雄。しかし父の墓前では母の苦労を思い、複雑な感情がわきあがる。そして父母のいきさつを知る97歳伯母と初対面。正雄が涙し、伯母が嗚咽した理由とは?

 

ファミリーヒストリー「草刈正雄」 概要

大河ドラマ「真田丸」での真田昌幸役が大きな話題を呼んだ俳優・草刈正雄は生まれたときから母子家庭で育った。父は日本に滞在していたアメリカ兵で、母からはずっと「朝鮮戦争で戦死した」と聞かされ、写真さえ見たことがなかった。多くを語らぬまま母が亡くなって13年。正雄は番組への出演を通じて、父を知ろうと決心した。

半年以上の取材で衝撃の事実が判明する。実は父は朝鮮戦争から生還し、10年前まで生きていたのだ。アメリカの父の親族も探し当てる。「父と母はどのように出会い、どんな関係を紡いだのか」そして「なぜ父は自分と母のもとを去ったのか」。97歳になる父の姉が初めて70年前の秘密を告白する。

取材を開始したのは去年の夏。正雄によると父の名前は「ロバート・トーラ」。しかしスペルが分からないという。同じ発音でもいくつものスペルがあるため、取材は難航を極めるが、ある追加情報が決め手となり、ノースカロライナに住む父の親族にたどりつく。

正雄はNHKのスタジオでアメリカのロケ映像を見て、初めて父の顔写真と対面する。名前は「ロバート・H・トーラー」。伯母やいとこの存在とともに、父が朝鮮戦争から生還していたという驚きの事実を知る。

今回の取材で、ロバートは福岡の築城空軍基地に駐留していたことが判明。母スエ子と偶然出会い、恋に落ちたと思われる。新しい命も授かり、幸せな将来を思い描いていたスエ子。しかし、ある時から2人は別々の人生を歩むことになる。

その背景をロバートの姉、97歳のジャニタが、初めて語る。さまざまな事情が絡み合い、スエ子との別れを選んだロバート。実はジャニタにも、2人の別れに責任を感じる理由があるという。

一方のスエ子は正雄を一人で育てると決意。アメリカ人と日本人との間に生まれた子どもへの偏見が根強い時代、何度か心中を考えるほど苦しみながらも、正雄を守り抜き、まっすぐな人間に育てようとする。

初めて知る事実の連続に、ゲストの正雄もMCの今田耕司も言葉を失う。それでも正雄は「父と母が愛し合っていたことが分かってよかった」「長い間の謎がすべてとけた」と、涙を流す。

スタジオでは、97歳の伯母ジャニタから託された手紙が代読される。涙を拭きながら聞いた正雄は、数日後、大きな決断をする。そして番組は驚きのラストシーンで締めくくられる。

スタジオ収録後、草刈正雄さんに感想をいただきました。

昔からもやもやしていたものが今日ですっきりしたというか、そういうことだったんだということが分かって安どしましたね。いろいろな意味で、今日の収録のことをものすごく心配していましたけど、本当にすごくよかったです。ほっとしました。母親と父親が本当に愛し合っていたんだなということも分かったのが本当によかったです。

母親が、父親について僕に話さなかったことに対しては、彼女の考え方なので尊重していますし、僕も「知りたい」というほうではなかったものですから、お互いそういうことは話題にしませんでしたが、母からは冗談で「(あなたのお父さんは)あなたよりハンサムよ」とかはよく言われました(笑)。母は父のことが本当に好きだったんだなと思いますね。

今日初めて写真で見たロバート・トーラーが、僕が思い描いていたような父でよかったです。昔からよく「僕は親父を知らないから、親父の役を演じるなんてね」とか言ってきましたけど、ああいう方かって顔を見るだけでイメージが湧きますしね。僕も70歳すぎになりますけど、これからまた新しい自分に生まれ変わったような感じになりました。娘たちにも見せたいです。

日本とアメリカ、国は違いますがそれぞれに、向こうは向こうでこちらのことを気にかけて生きてきてくださったことが伝わりました。こちらはこちらで、「親父が生きていたらどういうふうなことになってたんだろう」とか、そういうことを考えながら生きてきましたしね。

向こうのご家族もすてきなご家族でよかったですね。物理的に距離が離れていても、みんなが思い合っていたんだなと感じました。

参考サイト12/29(金) 9:00配信

父・草刈正雄の苦悩に涙 正雄の97歳の伯母 特別編

https://news.yahoo.co.jp/articles/29f4ef85ee3955f689f8be82965c7396a5cc4aff

 

「人に歴史あり」とは「名前・名札・肩書」の「物語」「ストーリー」です。全てが「過去の物語」です。