「演技の技法」と「禅の知恵」⇒「物真似ごっこ」
「映画」「動画(映像)」「アニメ」「リアル」の意識現象は「此岸(この世)」「彼岸(あの世⇒異次元)」でも同じである事わかりましたか?一般的な「自我機能同期」では理解できない事です。
「映画」「動画(映像)」「アニメ」「リアル」の意識現象が作り出している「言葉」「文字⇒イメージ」遊びは、古今東西の全ての「物語」「ストーリー」です。
先般、様々な「起源」は「不安の補完」である事をお伝えしました。
「神」の起源は「自我機能同期」の「不安の補完」です。
「神話」の起源は「自我機能同期」の「不安の補完」です。
「宗教」の起源は「自我機能同期」の「不安の補完」です。
「意識現象」の起源は言語獲得後の「自我機能同期」の「不安の補完」です。
ちなみに幼児期の「ごっこ遊び」には「不安の補完」はありません。「意図」「思惑」がないからです。「ごっこが楽しい」からです。
全てが「ウツシ」「転写」「翻訳」⇒「ミラー反射・転写」の「二重ラセン運動」です。
「意味の問いかけ」は「問いかけ循環」となって、その都度、現象化しています。
「あれ、これ、な~に」「どうして、何故、わからない、教えて」から、児童期に移行すると「自我機能」の「意図」「思惑」による「問いかけ」に変化します。
役者が演じる「役作り」の「名前・名札・肩書」は「仮面⇒マスク」でもあります。「見せる事」で演じているのです。⇒「見せたい」「見たい」の意識循環です。
古今東西の「お祭り」では「仮面」を付けての民族舞踏・民族音楽が観察されています。「ワンダーランド」「プレイランド」「メリーゴーランド」の世界は「ごっこ遊びの世界」⇒「万華鏡現象」なのです。⇒「ワンダーランド」「プレイランド」「メリーゴーランド」の出演者はコスプレイヤーです。
ちなみに様々な職業・職業技術は、演じている仕事です。
医者は医者を、弁護士は弁護士を、政治家は政治家を、販売員は販売員を、学者は学者を、坊主は坊主を、様々な資格は「役割演技」です。
職業とは「演目」「役割」であり、「名前・名札・肩書・衣装」⇒「仮面」でもあるのです。
俳優森光子が「放浪記」を演じていました。その時、語った言葉が「自作自演の一人芝居」でした。アントニオ猪木の「馬鹿の一人旅」に通じる境地でした。
「森光子」
演劇「放浪記」を2000回以上も演じ続け国民栄誉賞にも輝いた。92歳没2012/11/14
面白い現象
「坊主の坊主作り」は「役者」の「物真似ごっこ」と同じである事には「自我機能同期」の意識現象では気づけません。参考DVD⇒「104歳禅師」「永平寺・禅の世界」
「刷り込み」「条件付け」「上書き」⇒「信じて」「行じて」の「物真似循環」
「演技する」とは「縁起する」でもあります。「自我機能」の「意図」「思惑」です。「本物」「偽物」も「演技」です。
俳優の菅原文太が引退の時「役者は、しょせん絵空言の世界、農業は毎日の現実」と述べていました。「本当の事」に意識が向いはじめた時期でした。⇒当人は意識出来ていませんでしたが、癌を患う事での気づきでした。「菅原文太」⇒『ウィキペディア(Wikipedia)』
戦前・戦後の時代、役者・歌手・落語家等になるために、当人が尊敬する芸人の付け人になり、「ウツシ」「転写」「翻訳」⇒「ミラー反射・転写」を生活の中で自得していった「学び方」がありました。好きだからできた事です。
わかりやすい実例⇒芸能界での「師弟関係」は「ウツシ」「転写」「翻訳」⇒「ミラー反射・転写」による現象化です。
全てが「自我機能同期」の「ウツシ」「転写」「翻訳」⇒「ミラー反射・転写」の「二重ラセン運動」です。
「演技⇒技法」を「生身感覚」で見直すとDVD「104歳禅師」「ただ座る⇒安泰寺」「禅の知恵に学ぶ」に至ります。わかりますか?「物真似ごっこ」の循環現象という事です。
様々な領域分野の職種に観察されている「ウツシ」「転写」「翻訳」⇒「ミラー反射・転写」の働き作用は同じという事です。わかりやすい言葉で言い直すならば「ロールプレイ⇒役割演技」⇒「物真似ごっこ」の循環現象です。
YouTube動画
1-2021/02/21・24分42秒「ウィキペディア(Wikipedia)」
https://www.youtube.com/watch?v=xywCW1_lsT4&t=562s
2-2022/11/21・16分35秒
【メソッド演技とは?メソッド演技はやるべきか?やらないべきか?】~檜尾健太の演技部屋~ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=adfLPfW0laE
3-2018/07/27・58分23秒
https://www.youtube.com/watch?v=J62kipMhxzc
4-2019/08/30・23分54秒
2018年度 スタニスラフスキーシステムの 基礎から学ぶワークショップ long ver. - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Rl6qsE7kiTg&t=196s
参考サイト
https://www.youtube.com/@stanislavskiacademy
ロールプレイは「身代わり」「入れ代り」による気づきの方法です。
参考図書⇒購入は必要ありません。方々の「未完の完結証言録」でしかありません。
「すべての道は役者に通ず」著/春日太一 2018/10/5
演じることは、人生そのものだ。⇒「人生とは物真似ごっこだ」という事
時代劇・映画史研究家の春日太一氏が、総勢23名の名優たちから役者人生と演技論をじっくりと聞き出した一冊。既刊インタビュー集『役者は一日にしてならず』を超えるボリュームと熱量。仕事に懸ける男たちの思いに思わず胸が熱くなる。
織本順吉、加藤武、宝田明、山本學、左とん平、中村嘉葎雄、上條恒彦、山本圭、石坂浩二、藤竜也、橋爪功、寺田農、江守徹、西郷輝彦、武田鉄矢、火野正平、勝野洋、滝田栄、中村雅俊、笑福亭鶴瓶、松平健、佐藤浩市、中井貴一(生年月日順)が登場。
「役者は一日にしてならず」 著/春日太一2015/2/23
名優の仕事は、熱い。名優の言葉は、深い。
週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』初の書籍化。昨年死去した夏八木勲、蟹江敬三をはじめ、平幹二朗、松方弘樹、千葉真一、中村敦夫、林与一、近藤正臣、前田吟、平泉成、杉良太郎、綿引勝彦、伊吹吾郎、田村亮、風間杜夫、草刈正雄ら16人の名優が登場。名作の秘話、役作りの真髄を語り尽くす珠玉の役者論。
「演じるほかに、道はなかった」――夏八木勲
「セリフは、魂の叫びだ」――蟹江敬三
「斬るときは、手首の力を抜け」――松方弘樹
「スターはベンツに乗れ、役者は電車に乗れ」――平泉成
「自己主張を消して、存在する」――平幹二朗
「演技とは、ホテルの鍵穴から覗かれているようなものだ」――前田吟
「日本のアクションを、変えてやる」――千葉真一
「死には、美学がある」――杉良太郎
「時代の妖怪で、あればいい」――近藤正臣
「印籠には、持ち方がある」――伊吹吾郎
「演技の間は、サッカーに似ている」――中村敦夫
「仕事のないときこそ、芸に差が付く」――林与一
「感情は、後払い」――綿引勝彦
「セリフにも、表情がある」――風間杜夫 などなど金言の連続!
参考サイト「役者の仕事論」シリーズ
名バイプレイヤーとして多くの作品にひっぱりだこの田中哲司さん。 (iam-iam.jp)