断熱性について② どうすれば断熱性が上がるか。 | 住友不動産で建てるアラサー男の家づくり

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では、高断熱・高気密を目指すにはどこから手をつけたらいいのでしょうか。

 

一番手っ取り早く効率的な方法は、窓の性能を上げることですひらめき電球

 

外気の影響を最も受ける(熱や寒さが家の中に入ってくる)場所は、です。

 

家に入ってくる外気のおよそ50%以上が窓やサッシからくるものですポーン

 

 

(画像はお借りしています。)

 

そこで、一条工務店さんをはじめ、ハウスメーカーさんはどこも窓の性能には力を入れてきています。

 

断熱の性能は、熱貫流率(U値)で表されます。

 

数字が小さいほど熱を通さないと思っていただければいいかと思いますニヤリ

 

その熱貫流率は、アルミサッシ>半樹脂サッシ>樹脂サッシの順に小さくなります。

 

一般に、アルミサッシの熱伝導率は、樹脂サッシの1000倍と言われています。

 

ガラス面でいえば、単板ガラス>複層ガラス>トリプルガラス>の順に小さくなります。

 

さらに、複層ガラスの場合、ガラスとガラスの間にガス(クリプトンガス(高い)>アルゴンガス(安い))を挟むことで、さらに断熱性能を上げることができます!

 

一条工務店さんは、標準で樹脂サッシ、トリプルガラス、クリプトンガス入りとなります。さすがですアップアップ

大手ハウスメーカーでは、基本は半樹脂サッシ、ペアガラス。

一部ではアルゴンガス入り。が標準となるのではないかと思います(寒冷地を除く。)。

 

 

窓・サッシの2大メーカーといえば、YKKAPさんとLIXILさんですチュー

 

主要な商品の熱貫流率を見てみたいと思います。

 

LIXILさん(半樹脂サッシ)

サーモスL・・・3.49

サーモスL(LOW―E仕様※)・・・2.33

サーモスX(ペアガラス+アルゴンガス)・・・1.52

サーモスX(トリプルガラス+アルゴンガス)・・・1.11

 

 

YKKAPさん(オール樹脂サッシ)

 

APW330(アルミスペーサー※)・・・1.67

APW330(樹脂スペーサー)・・・1.48

APW430(樹脂スペーサー)・・・0.91

 

 

 

※LOW―E仕様とは、ガラスとガラスの間に特殊な金属膜であるLowーE膜という膜を入れているガラスになります。あるとないとでは大違いです。

 

※スペーサーとは、サッシとは別にガラスとガラスの間の空間(層)の底の部分の部品のことで、オール樹脂サッシといっても、この部分だけアルミスペーサーという場合がありますので、注意が必要です。

私は、感覚的に、ガラスの外側の部分をサッシ、内側の部品をスペーサーと勝手に理解していますキョロキョロあせる

 

 

上記のように、良いものを選んでいくと熱貫流率の数値が下がっていくのですが、その分かなり値段も上がるようですガーン

 

標準である、半樹脂サッシ、複層ガラス(Low-E仕様)、ガスなしを

 

オール樹脂サッシ、トリプルガス、アルゴンガス入りにするとして

 

家全体で言えば、だいたい70万円近くの値段がアップすると思われますポーン

 

予算の都合があれば、ぜひ導入したいところですが、せめて

樹脂サッシ

樹脂スペーサー

ペアガラス(Low-E仕様)

アルゴンガス入り

くらいは最低限入れたいところです。(YKKAPさんのAPW330がそれです)

 

ちなみに、日本は窓においては、世界に大きく遅れています。

 

ドイツ、アメリカでは、樹脂サッシの採用率が60%を超えており、日本ではたったの17%といわれています。中国にも負けています。

 

熱貫流率も、日本では4.65(関西)、ドイツでは、1.3が基準です。

 

 (この画像もお借りしました。)

 

これを考えると、ハウスメーカーの言う基準を上回っているから大丈夫というのも、真に受けない方が良さそうですね。

 

次回は、結露の問題について、書きたいと思います。

 

それでは、よいマイホームライフをニコニコ

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