今年受験の方のための3月・4月・5月の勉強の仕上げ方

 

みなさんこんにちは。試験勉強は順調でしょうか?

この時期にどんなことをすればよいのか、何か加えておこなったほうが良いことはあるかなど、不安を感じている方も多いと思い、昨年、特別区とさいたま市から合格を頂いた私の勉強法を記事として書かせていただきます。人によっては参考にならない部分や既知の部分もあるかもしれませんが、お付き合いください。

 

 

 

まずは選択択一の教養科目についてです。

この時期も多くの方が苦手とされる「数的推理」と「図形」ですが、端的に申し上げますと捨てても特別区レベルならふつうに合格できます。

どうですか?少し肩の荷が降りませんか?笑

なぜここまで言い切れるのかと申しますと、実際に私や私の周りの受験者が合格しているからです。しかしその分、専門科目が得意であったり、判断推理資料解釈は満点か落としても1問というレベルであることが求められます。

ですので、模試を受けたり、過去問を解く中でどうしても振るわない数的科目は思い切って捨てて他の補える教科に勉強時間をかけるのも良いかもしれません。

※専門科目を武器にする場合でも、教養科目も一定の点数(17点とか?)とらないと足切りもあるので注意!!!!!!!!

また、よく質問を受けるのですが化学物理に関しては、高校などで選択していたなどの理由でもない限り捨ててしまって構いません(合格者はだいたい捨ててます)

一方で生物地学については暗記科目なのでぜひ頑張りましょう!

 

 

 

 

次に専門科目についてです。こちらは教養科目よりも暗記重視ですので、みなさんわりと好んで学習できる科目揃いじゃないでしょうか?

特に憲法、行政法、学系科目(政治学、行政学、財政学、社会学、経営学)はやればやるほど出来るようになる科目ですので極めて欲しいです。ただ、専門科目は難化傾向にあるので国家系の過去問まで解いておくと良いかもしれません。

またミクマク経済を苦手とされる方は多いと思います。私も苦手だったのですが、最低限の計算式や計算のない問題をマスターすることを心がけてこの時期は勉強していました。(結果、本試験では半分くらいの問題しか拾えませんでした、、、参考までに)

 

 

最後に小論文です。

択一の進捗が悪くて手が回らない、全く手付かずという声を受講生の方から頻繁に聞きます。いやァ~分かります!昨年経験しているんで気持ちは分かります!が!本試験は小論文の出来次第でいくらでも逆転があります。いくら教養専門で高得点とっても小論文の出来次第で不合格なんてケースはありますし、逆もまた然りです。

しかし、小論文に関しては具体的にどんな準備対策をおこなえば良いのか分からない人も多くいるのかなって思います。そこで僕が実際におこなった対策について紹介します。

 

①模範論文の内容をパクる

②模範論文の内容に政策や自分の主張を肉付け調整

③おわり

 

 

最初に断っておきますが、決してふざけているわけではないです(笑)

ちなみに模範論文というのは市販の頻出論文を集めている教材などを指しています。書店などで立ち読みをして「この教材いいな」と思ったもので大丈夫です。

では「パクる」ことの詳細をご説明します。まずは、主要テーマといわれている少子高齢化、防災、防犯、まちづくり、情報化社会…etc

以上のテーマから攻略します。やり方は簡単で、論点の問題点と、それを解決できるであろう行政の活動をそれぞれ3つずつノートにまとめるのです

例えば、少子高齢化でしたら問題点の1つ目に労働力人口の減少、2つ目に年金などの社会保障制度の崩壊、3つ目に街の過疎化などを挙げることが出来ます。そして問題点に対して行政の活動には女性が子供を出産しやすいようなシステムを作る~などが挙がります。

 

それらをノートにまとめた後は、実際にそういった問題点を抱えた自治体や、解決に向けて取り組みを行っている自治体や専門家などの有識者の言葉を調べ(ググる)自分の主張や考えも織り交ぜながら、肉付けを行っていきます。その後は実際に本番の文字数を書いてみたり、推敲した文章を空いた時間に読んでみたりして定着させるのみです。

 

以上が私の小論文の対策方法です。もちろん、合う合わないがありますのでこのやり方じゃなきゃいけないということはないです。これを言ったら元も子もないですが、1番は暗中模索しながら自分なりの方法を見出すことだと思います。セオリーに振り回さたり、周りに流されたりしたら負けですからね公務員試験は。

 

 

いままでの記事とテイストが違い、拙い文章になってしまいましたが、今年公務員試験受験の皆様のことは心より応援しています。なにか不安がありましたら予備校の先生や私達チューターを頼ってください。

 

 

追伸

昨年私は試験直前期にノロウイルスにかかり、地獄を見ました。地獄を経験した人間は強いですが、体調管理にはくれぐれもお気をつけて