みなさんこんにちは!
チューターの水町です(^-^)/
2月の模試に焦点を合わせて勉強を頑張っています!
という受講生の話を最近よく耳にします。
模試を通じて、自分の苦手分野を再確認して欲しいのはもちろんですが、本番と同じ制限時間の中で、どのような順番で問題を解くべきなのか?
という事を意識するきっかけにもして欲しいと思います。
本日は都庁の教養試験において、「どのような順番で問題を解き進めるべきなのか」というテーマについてブログを書かせて頂きます。
(「一般的によく聞くスタンダードな順番」について説明した上で、「私が実際に行っていた問題を解く順番」についてご説明します。)
(1)一般的によく聞くスタンドードな順番
まず、最初に言っておくと、解く順番に正解はありません。
勉強方法と同様に、問題を解く順番も人それぞれであるため、様々なパターンを試して自分に合った順番を探してみてください。
(そのような意味でも、模試は貴重な機会だと思います)
ですが、どのような順番で問題を解けば良いのか、皆目見当がつかない方もいらっしゃるかと思いますので、今回は一般的によく聞くスタンダードな順番についてご説明します。
①知識科目
②文章理解
③数的処理
この順番が最もスタンダードかと思います。
この順番で問題を解くことのメリットとしては、
・試験開始時は緊張状態にあるため、数的や文章理解などの知能分野よりも、暗記した内容をアウトプットするだけの知識科目の方が最初に着手しやすい点
・知能分野は問題を解くのに時間がかかるため、先に解き始めてしまうと時間が足らなくなってしまい、
すぐに解けるような知識科目を取りこぼしてしまう恐れがある。
この順番であれば、そのようなリスクを回避することができる点
の2点かと思います。
(2)私の場合
①資料解釈:20分
②現代文の文章理解:20分
③知識科目(時事以外):15分
④数的の○△×を振る作業:1分
⑤数的処理:39分
(○⇒△の順。この段階では、×は解かずに後回し)
⑥時事:5分
⑦英文の分量理解:20分
⑧予備時間:10分
(見直しの時間。④で×をつけた問題があれば、この時に解く)
合計:2時間10分(=都庁の教養試験の制限時間)
という順番で実際に問題を解き進めていました!
とても複雑ですよね!笑
私がこのような複雑な順番で解き進めていた理由は以下の通りです。
【科目の切り替えを多くする】
・1つの科目ができなかった場合の焦りをリセットする
⇒焦ったまま解けるべき問まで解けなくなってしまう!というリスクを防ぐことができる
・集中力が切れるのを防ぐ
⇒解くに、知能分野は1問あたりにかける時間が長いため、高度な集中力を要する。
例えば、文章理解を連続して8問解くのは能率が下がり、効率的ではないと考えた。
【知識科目ではなく、確実に答えを導き出せる資料解釈を最初に持ってくる】
・知識系がもしわからない問が多いと不安を抱えたまま知能分野に臨むことになり、知能分野へ悪影響を及ぼし兼ねない。
⇒資料解釈は計算をすれば、多少時間がかかっても必ず答えが出る。
⇒精神的に安心して試験をスタートできる
・都庁の資料解釈は解法のパターンが決まっているため、緊張していても解きやすい
【数的処理は優先順位をつけて解く】
・解けるべき問題をしっかり拾うことができる
・解けない問題に固執してしまうと、他の科目を解く時間がなくなってしまうため、それを防ぐことができる
※優先順位のつけ方については、下記URLを参照願います。
http://ameblo.jp/koumuin-news/entry-12084147268.html
【予備時間を設ける】
・見直しの時間
・想定外に時間がかかる科目があったとしても、予備時間を活用して調整することができる
以上が実際に、私が行っていた問題を解く順番です。
複雑な順番ではありますが、模試や過去問演習を繰り返すうちに最終的にはスムーズにこなせることができるようになりました。
みなさんも「自分に合った問題を解く順番」を考えた上で、模試に臨んで欲しいと思います。
頑張って下さい!(・∀・)