『竜涎香アンバーグリス』 について、


私を含めて 『一般の人』 が目にすることのできる文献などを、

この『ブログ』で、隠すことなく 情報を収集 して 考察 してきたわけですが、

総合的に、『竜涎香を鑑定』 するのに 

『必要な事項』 だけを

詳細に抜粋 して、

ビーチコーマーが、『竜涎香』 と 『疑うに足りる』 までの

ネットのどこにも、ここまでは詳細に書かれていない、『識別方法』 について

『方法』 や 『理由』 を、書いていこうと思います!



『アンバーグリスジャパン設立準備委員会の竜涎香識別方法』


『ビーチコーマーKEN』 のブログの書庫にある

アンバーグリスジャパン設立準備委員会を開いて、読んでもらえれば、

私のブログを、すべて見なくても

参考文献や考察の内容は、その書庫だけで判明』するようになっています!

既存の識別テストは、すべて書かれていますので、

ここから書くのは、詳細な部分です!


1 一番重要なのは見た目の判断

  ごく当たり前のことだと思うでしょうが、

  『大変重要』 であるという 結論 に至りました。

  理由について、

    竜涎香が 『マッコウクジラの体内でできる物質』 であることは、

    調べたところ、どの文献も肯定(間違いないこと) しています!

    ※  どうやってできるのかは不明としているが、

       マッコウクジラとの関連 を 否定する文書はない ことから

       間違いのないことと断定できます!

    ※  実際に、捕鯨禁止となる前には、マッコウクジラの体内から

       直接取り出された事実は間違いないからです!

  では、見た目で、何を判断するの?

  (1) 『表面の状況を、拡大して観察』 しましょう!

      拡大して何を見つければいいの?

      『カラストンビ』 です!

      イカ や タコ の 『クチバシ』 

      竜涎香の表面には、カラストンビが付着していることが、

      数多く確認されています!

      付着していないものもあるようですが、これは竜涎香を識別する上で、

      大変大きな手掛かり です!


      その他の、『疑わしい竜涎香のような物』 には、


      『カラストンビ』が付着していることは考えられない。


      逆転の発想で、『カラストンビが確認』 できれば


『竜涎香にほぼ間違いない!』

と言っても、いいと思います!


      目で見て、判断できる 最も重要な識別の手掛かり です!

      カラストンビが、確認できた なら、その他のテストをクリア するより

  
断然! 『竜涎香である確率が上がります!』


この物質(カラストンビ)を、まず最初に、拡大鏡等で探さないで、

その他のテスト をしても 意味がありません!

当たり前のようですが、 誰もが実はやらない?


『拡大して観察する!』


カラストンビを発見するのに、顕微鏡はいりません!

『虫眼鏡』 で、十分です。

そのために

カラストンビ をまず、知りましょう!

その他の方法としては、デジカメで接写して、パソコンで拡大して観察する!

発見できれば、

その他の、どのテストより 

『竜涎香である最も簡単で有力な識別資料』 

と言えます!

なぜなら、マッコウクジラの排泄物である証明 となるからです!



続いて


2 ホットワイヤーテスト

  ホットワイヤーテストについては、『手順』 などは、既に説明済み ですので

  考察の内容 と 理由 を書いていきます!

  私の、考察では、『竜涎香』は、雑物を含んだ 脂肪分(脂分)の塊 です!

  脂肪は、熱に溶解しましが、竜涎香の脂分が溶解する温度 は、

  どの文献にも書かれておりません!

  海を浮遊して、海岸に漂着して、『海岸でドロドロに溶けた』 という記述がないこ

  とから地上の最高気温では溶解しない溶解温度と判断できます!

  しかしながら、竜涎香の画像などを多数確認すると、松脂のように、ドロドロと溶

  けていた樹脂が固まったような部分が、全体の一部に確認できる物が多く散見

  れます!

  私は、これも、竜涎香の特徴の一つ ではないかと思っています!


しかし


  ホットワイヤーテストは、溶けることを確認するというより 


『香りの確認をするのが、重要なテストであると認識してください!』

水に浮き、

ホットワイヤーテストで、白い煙を上げて、針がズブズブ刺さる物質は、

多数存在します!

『あくまで、確認するのは、香りです!』


拾った人は、 『竜涎香の魔法』 にかかっている場合があります!

竜涎香の話はしないまま 『複数人』 で、確認するのがよいでしょう!

何も知らない人が、悪臭を、いい香りと感じる ことはないからです!


香りについては『第3者の素朴な意見』 に聞く耳を傾けましょう!

過去の私に、今の私が説教しているような言葉です!



最後に、アルコール溶解テストですが、

この実験については、参考文献が少なく、


ビーチコーマーKENの考察も中途半端で結論がでていません!

竜涎香の脂肪分 を エタノールに溶解 させて、

竜涎香の芳香成分を抽出するわけですから?

エタノールの中には、脂肪分が溶解しているはず?

アルコールの中に解けた脂肪分を凝固させるには?

温度をさげて、脂肪が液体から個体となるか?

アルコールを飛ばして、脂肪分が残るかの実験が必要と思っています!

現在、抽出中の 『本物の竜涎香の精油』 を使って

今後、実験を重ねていく上で、結論を導き出したい と思っています!

日々、勉強していきます!

またね!