今日、科学鑑定を依頼していた研究センターから連絡が入りました!


簡単に、言うと?


『鑑定不能!』


ある香料会社が、竜涎香の鑑定を論文にしたものを取り寄せて


アルコール抽出を行いガスクロマトグラフィーによる検査を実施して


比較対象したようですが?


いろいろな成分が多数検出され、グラフに多数の波形が重なり合い、特定に至らないということ!


なぜなら、その香料会社の論文じたいが比較対象した物質は、合成香料であったみたい?


簡単に言うと~ 『本物と証明された竜涎香』 のデータがないのです!


詳しく担当者に話を聞いたところ、比較対象するデータがないのだから?


実際は、日本の大学でも?どこの研究所でも?


竜涎香の鑑定ができる!データもそろっている!そんなところは?ほとんどないのではないか?


ということ!


世間に出回っている 『竜涎香=アンバーグリス』 というものは?


全てと言っていいほど?


『科学鑑定など行われていないということ!』


これが 『現実』 という結論である!



ここで、本題に入ります!



竜涎香の歴史は古く、本当かウソか知りませんが?


クレオパトラや楊貴妃が?


更には、日本では平安時代の文献にも出てくるとか?


もちろん科学鑑定なんてできない時代から、竜涎香は貴重な香料として使用されていた!


なんで?


もっと簡単に考えてみよう!


大量の竜涎香を拾い、いろいろ実験を行っていると・・・


『竜涎香を鑑定するのに化学は必要ない!』


『極上の竜涎香』 の匂いを憶えればそれでいい!


『極上』 というのが重要です!


私の所有する数ある中の竜涎香で極上と呼ばれる物は?


限りなく少ない!


しかし、その数少ない極上の竜涎香の香りを鼻が覚えれば・・・


匂いだけで、竜涎香は判別できる!


それが、上質であればあるほど簡単に鑑定できる!


そして、海岸で、自分の鼻だけで竜涎香と判断して拾い集めることができるようになる!


それが、できるようになったから


多数の竜涎香を拾えるようになった。


過去の時代から、人間はそうしてきたと思います!


本当か?うそか?


もう一つの~お話!


アラビアンナイトのアラジン?


コーヒーに竜涎香を入れて飲んだという記述があるそうですが?


え?なんで?って誰もが思うはず!


理解できるのは~


『極上の竜涎香の香りを知っている人だけが分かる話!』


なんでだと思う?


もちろんネットで氾濫している 『悪臭』 のする物を、飲み物に入れる訳ないよね!


『極上の竜涎香の香り』


は、甘い乳製品の香りがする!


近いのは、赤ちゃんの粉ミルク!


『乳糖』


と呼ばれる物に似ている!


しかし、


もっと、匂いが濃く、重たい甘さ?


という感じ!


コーヒーの香りに合わせると?


どんな?感じなのだろう?


う~気になる!


さすがに?実験で飲んでみる気には・・・


やっぱり~ならない!(笑)



イメージ 1



このビンに入っている 『極上の竜涎香』


純白に近い白色


『特級品』


現在オークションで、『95、000円』 で出品中!


え~9万5000円?


前回は、15万円で出品してた!


売れなくても、全く関係ない!


値段が高いと思うでしょ?


極上の竜涎香は、こんな値段では絶対に買えません!


もちろん日本では、どこにも売ってません!?


俺がオークションで、今・・・売ってるか?


希少性はあるけど・・・


この値段で買う人もいません!(笑)


竜涎香を知らない人に、ぜひ見てもらいたい!


海岸で拾ったまま乾燥させたから、若干砂はついてるけど・・・


過去の時代の人達が、貴重なものとして拾った竜涎香って?


こんな感じの 『白色の物だけ』 を言っていたのではなかな?


そう、思います!


今は、クジラの腹を切り開いて、竜涎香だなんていうけど?


それは違うでしょ!


過去の時代の人は、竜涎香がマッコウクジラの腸内結石なんて知らなかったのだから?


昔の人が 『竜涎香』 と言ったのは~


真っ白で、甘い香りのする飲み物に入れて飲めるような?


海から流れ着く、不思議な贈り物だったと思います!


現代になり、金のためだけに 『竜涎香』 と呼ばれる黒色の物は?


過去の人が見たら・・・


『別の物』 と判断するでしょう!


だって、科学分析のない時代は、鼻で嗅ぎ分けていたのだから!


くっさい、黒い塊なんか?


絶対拾わない!


という、独断と偏見の独り言!


またね~